梅田に巨大エッフェル塔、現地シェフ集うフランスフェア開幕

フランス本場の食やファッションが楽しめる催事『フランスフェア2024』が、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で開催中。今年は「パリ」を特集し、祝祭広場には巨大なエッフェル塔が出現している。

『フランスフェア2024』、祝祭広場にはカラフルなエッフェル塔が

■ 期間中に商品チェンジ、2度楽しめる

26回目となる今回は、夏季オリンピックの開催が控える「パリ」をフィーチャーし、100店舗以上が集結。催場では現地からシェフが来場し、パンやスイーツなどをその場で作り上げ、出来たてを楽しめるのも同催事の魅力となっている。

会場に足を踏み入れるとバターの香りがふわりと漂い、なかでもブーランジェリー「オ・ルヴァン・ダンタン」では、バゲット(681円)などを求め、催場のなかでも特に行列をなしていた。

一部の出店店舗では期間の前後半で商品を入れ替え、来場者が2度楽しめる仕掛けも。同店では前半はチョコレートとクリームを練り込んだクロワッサン生地の「トルサデ・ショコラ」(1個432円)、20日からの後半にはレーズンを練り込んだ「パン・オ・レザン」(1個・468円)が登場する。

「オ・ルヴァン・ダンタン」のパスカル・バリヨン氏

「オ・ルヴァン・ダンタン」で3月19日までの限定販売「トルサデ・ショコラ」(1個432円)

そのほか「食」も充実し、パリの食卓ではお馴染みのチーズやバター、コンフィチュール、ワインなども充実。家飲みにぴったりのパテやオードブルセットもあり、自宅で手軽に「パリ気分」が楽しめる一品が揃う。

『フランスフェア2024』売場の様子、家飲みにぴったりのセット

■ マーケットを巡る感覚で…お宝探し!

「パリのマルシェ」をイメージしたというお隣の祝祭広場では、主に雑貨やファッションなどをラインアップ。ビンテージを集めた蚤の市のショップ、サステナブルを意識したアクセサリー、インテリア雑貨は1000円台のものも。

イベントの企画担当者は「昨年はラグビーワールドカップ、今年はオリンピックがあったりと、フランスやパリに興味・感心をもっていただける方が増えてくるのかな、と思っています。初めてフランスフェアに来られる方にも楽しんでいただけるよう、現地の有名なお店や新しいものが集まっております」とアピール。

パリのマーケットを意識したという祝祭広場には、かわいらしい雑貨やアパレルが集結

期間は3月13日〜25日(商品によって販売日が異なる)、朝10時〜夜8時(19日と最終日は夕方5時終了)。同百貨店の9階催場・祝祭広場にて。各ショップのスケジュールなど詳細は公式サイトをチェック。

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