39歳・年収350万円会社員男性「日経225インデックスに11年間」NISAで積み立て続けた結果は?

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は大阪府に住む39歳男性の積立投資エピソードです。

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。 ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。 シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

39歳・年収350万円正社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は大阪府に住む39歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻(37歳)、長女(11歳)、長男(8歳)、次男(5歳)

金融資産

世帯年収:本人350万円(配偶者の年収不明) 世帯金融資産:現預金10万円、リスク資産270万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載) ・SMBC・DCインデックスファンド(日経225)/つみたてNISA:2013年から 2013年から11年間、つみたてNISAで日経平均株価(日経225)に連動するインデックス商品に月2万円ずつ積立投資を続けてきたという今回の投稿者。 運用実績については「元本約200万円→運用益込270万円」と、積み重ねが着実に利益を生み出している様子。 「つみたてNISAを開始した頃は、日経平均もどん底だったので、積み立ててきたこの11年間は運用益は上がりっぱなしでした。1年目から11年目までの平均で、プラス35%くらい上がっています」と推移は順調だったそうです。

39歳・年収350万円正社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点を伺うと、「政治のことや国のことなど、時事ニュースに興味を持つようになったことです」という投稿者。 「積立投資をしていなかったら、政治のことや国のことなどに興味を持たなかったと思うので、(勤務先の)社長などと話す時にも話を合わせることができる点では、積立投資をして良かったなと感じています」と、金銭的な面以外にもメリットを感じているそう。 「(自身の性格上)銀行などに貯金すると、後先も考えずに使ってしまう可能性があるので、支払っている感覚で毎月積立投資をすることができるのは、自分にとても合っている投資方法だなと感じています」と、積立投資の特徴についてもコメント。 投資額については、「家計で出費が多かった月などには、その月だけでもいいから積立額を少し落としたいと思ったことはあります」と悩んだこともあるといいますが、現時点では「『毎月2万円は絶対積立投資する』と、毎月受け取る給料から、まず引き抜いて投資しています」とご自身の中で決めているそうです。 新NISAについては、「成長投資枠はナシで、つみたて投資枠の年間投資枠で120万円の積立をしようと今の段階では考えています」と語られていました。 ※カッコ内の回答者コメントは原文ママです ※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます ※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません ※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます (文:あるじゃん 編集部)

© 株式会社オールアバウト