張本美和、孫穎莎相手に悔しいストレート負け 第2ゲーム以降は互角の打ち合いも“世界女王”に屈す【WTTシンガポールスマッシュ】

卓球の「シンガポール スマッシュ 2024」は14日、女子シングルスのラウンド16が行われた。世界ランキング17位の張本美和は同1位の孫穎莎と対戦。0-3で敗れベスト8進出を逃した。

◆【実際の映像】張本美和、デュースの攻防も最後は悔しい結果に… 第2ゲームで繰り広げた激闘の様子

■実現した注目マッチアップ

1回戦でチャン・リリー(アメリカ)に3-1、2回戦で陳思羽(台湾)をストレートで下してきた張本美。注目を集めた世界女王とのマッチアップが実現した。

第1ゲーム序盤、孫穎莎の4連続ポイントで試合はスタート。得意のバックでポイントを奪う張本美だが、孫穎莎の粘りとパワーの前に2-11で圧倒される。

つづく第2ゲームは、張本美がミドルを鋭くつくなど攻めの姿勢を見せ、5-3とリードする。しかし、孫穎莎もミドルからの強烈なフォアを沈めるなど、6-6の同点で張本美はタイムアウトを選択。しかし、その直後のポイントを孫穎莎に奪われる。張本美もサーブの変化やレシーブでデュースに持ち込むが、最後は10-12で王手をかけられる。

第3ゲームは後がない張本美はYGサーブもおり混ぜポイントを奪う。孫頴莎と互角に打ち合い、6-6の同点から1点を加え逆転する。その後もラリー戦を展開したが、8-11でこのゲームも落とし、ストレートで敗れた。

張本は平野美宇とのダブルスでは1回戦で敗れており、初出場の今大会を終えた。

◆【実際の映像】張本美和、デュースの攻防も最後は悔しい結果に… 第2ゲームで繰り広げた激闘の様子

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)

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