今すぐに整備すべき『車のSOSサイン』5選!そのまま乗ると大事故に発展する危険性も

不具合が生じたまま車を運転していると大事故の危険性も

車を運転していると「あれ?なんだかおかしい」と違和感を覚えることはありませんか。もしかすると、その何気ない違和感や不安は車の『SOSサイン』かもしれません。

不具合が生じたまま見て見ぬふりをして放置していると、突然車が動かなくなったり、故障してしまったり、最悪の場合、大事故に発展して大怪我や命を落としてしまう危険性があります。

少しでも「おかしいな」と違和感を覚えたら、まずはご自身で日常点検を行い、不安な場合はメーカーや修理業者に依頼して点検や整備をしてもらいましょう。

今すぐに整備すべき『車のSOSサイン』5選

では、どのような不具合が生じたら危険なのでしょうか。今すぐに整備してもらう必要のある『車のSOSサイン』を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

1.「カンカン」「ゴーゴー」など異音が聞こえる

普段は静かに走行している車が、ある日を境に「カンカンかん」「キンキン」「ゴーゴー」など、明らかに今までは聞こえていなかった異音を発することはありませんか。

毎回出ないから大丈夫、とそのまま放置していると、異音を発している箇所の不具合を見落としてしまい、ある日突然故障したり、運転に不具合が生じて事故の原因になる危険性があります。

些細な異音であっても「おかしい」と感じたら、どこかに異常が生じていないか点検してください。

2.ガソリン臭やその他の異臭が発生している

通常、車を運転している時や近くにいる時に車から異臭が漂ってくることはありません。しかし、不具合が生じている場合、原因によってさまざまな異臭を発生させることがあるので注意が必要です。

例えば、ガソリンの臭いが強く発生している場合は、配線などに異常が生じている可能性があります。放置していると、車に引火してしまう恐れもあり大変危険です。

異臭が発生している場合は、すぐに修理業者などに依頼して点検と必要な箇所を修理してもらいましょう。

3.エンジンがかからない、かかりにくい

エンジンをかけようとしてもなかなかかからなかったり、何度試してもエンジンがかからない場合は、すでに故障していたり修理が必要な段階まで状態が劣化している可能性が疑われます。

もしもこの状態でエンジンがかかったとしても、走行中に不具合を生じて大事故に発展する可能性も否めません。このような危険な状態は放置せずに、必ず修理業者に依頼してください。

4.アクセルを踏んだ時に大きく揺れる

アクセルを踏んだ時に、なぜか車体が大きく揺れる…という現象に遭遇したことはありませんか。この不具合は、エンジンやトランスミッションに不具合が生じている恐れがあります。

故障した状態のまま走行していると、走行中により危ない事態に陥る危険性も高いです。このような状態は早めにメンテナンス業者に依頼し、車を確認してもらいましょう。

5.警告灯が点灯し続けている

警告灯は、車のどこかに異常が生じている場合に知らせてくれます。しかし、もしも警告灯が点灯し続けている場合は、持ち主が気付いていない箇所で不具合が生じているか、または警告灯自体が故障している可能性が疑われます。

どちらにせよ、車に不具合が生じていることには変わりないので、専門業者を呼んで車の状態を確認してもらいましょう。

日頃から日常点検を怠らずに自分で整備することも大事

定期的に車検を受けることが義務付けられていますが、それ以外にも自分で行う日常点検を積極的に行うことが大切です。

  • エンジンルームの確認(ウォッシュ液、ブレーキ液、バッテリー液、冷却水、エンジンオイルの量をチェックする)
  • タイヤに不具合がないか(空気圧、損傷、摩耗、溝の深さ)
  • ランプ類に損傷や不具合がないか
  • エンジンやブレーキ、レバーなど操作に不具合がないか

主に以上の箇所をチェックし、日常的に不具合が生じていないことを確認してください。もしも不具合が見つかった場合、自分でできる対処は行い、自分では難しいと少しでも不安を感じた箇所は、プロにお任せしましょう。

日常点検をしつつ定期的にプロにもメンテナンスを依頼して

いかがでしたか。車は日常点検をしつつ、定期的にプロにもメンテナンスを依頼することが長く安全に乗り続ける秘訣です。もしも車に乗っていて「何かおかしい」と少しでも違和感を覚えた場合は、すぐに点検、あるいは専門業者に依頼しましょう。

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