原田泰造「皆さんがどんな反応を見せてくれるのか、とてもワクワクしています」『おっパン』キャスト陣からメッセージが到着

By TV LIFE

原田泰造が主演を務める土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)の最終回が、3月16日(土)放送。キャスト陣からのメッセージとクランクアップレポートが到着した。

昭和のおっさん・沖田誠(原田泰造)と共に登場人物全員が価値観をアップデートしていくハートフルなホームコメディ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(以下、『おっパン』)。

前回3月9日の放送では、大地(中島颯太)の前に10数年ぶりに父・堀内真一郎(相島一之)が現れ、「お前の将来が心配だ」と円(東啓介)との関係を考え直すように告げる。父親の言葉に傷つき「『父親』ってなんでしょうね」と誠に尋ねる大地。しかし、誠はうまく答えることができなかった。

3月16日放送の最終回(第11話)では、誠と真一郎がお互いの息子を巡って全面対決。真一郎の影響により、大地と円の間にも不穏な空気が流れる。また、沖田家の面々も新たな悩みを抱えて…。果たして大地と円の愛の結末は。誠はどんなアップデートを遂げるのか。『おっパン』に出演するキャストたちが最終話の見どころと作品への思いを語った。

最終回直前『おっパン』オールスターキャストによる感謝のメッセージ

沖田誠役・原田泰造
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

ついに来てしまいました、『おっパン』最終回。
クランクインした日に「お茶は女性が入れてくれた方がおいしいだろう」とドヤ顔で部下に言い放ち、冷めた視線を浴びたあの日がはるか昔に感じます。誠もあれから、随分アップデートしましたよね?
最終回では沖田家がどうなるのか? 大地君と円君の行く末は? ラスボス・大地君のお父さんにどう立ち向かうのか? など、見どころ盛りだくさんです。
ここまでご覧いただいた方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
まだご覧になっていない方は、最終回だけを見ても絶対楽しめます。
皆さんがどんな反応を見せてくれるのか、とてもワクワクしています。
最終回、どうぞお楽しみに。

五十嵐大地役・中島颯太
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

皆さん!『おっパン』を楽しんでいただけていますか? アップデートできていますか?
皆さんの反応やお言葉でも感じておりますが、心からすてきな作品だと思います!
その中で“五十嵐大地”という、芯の強いすてきな役をいただき、僕自身も大地の存在に支えてもらいながら作品に挑ませていただきました。
自分の中にある常識が果たして正しいのか、本当に相手を思っての行動なのか、登場人物それぞれの好きなもの、人を想う気持ち、強い心、幸せのかたち…いろいろなことを学ぶことができました。
これからの人生、『おっパン』を心に、強く生きていこうと決めました。
いよいよ最終回! 最後の最後まで『おっパン』の尊さを感じてもらえると思います!
すてきな作品に携わらせていただき感謝の気持ちでいっぱいです!
「アプデライフ」♪と共に最後までお楽しみください!

沖田翔役・城桧吏
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

これまで『おっパン』を、そして翔を応援してくださった皆さまありがとうございます!
最終回を迎えるのは本当にあっという間で、寂しさもあります。
少しずつ成長して、自分の好きを大切にしている翔や、ありのままの自分を出すことができるようになった翔を通して、少しでも皆さまの心に大切なものが残せたらとてもうれしいです。
最終回は、みんなそれぞれが悩みに向き合っていく中に『おっパン』に込められたメッセージがあって最初から最後まで見どころです。さまざまな試練も起こりますが、今度は支える側にいる翔もいます。
最後まで応援して見届けていただけるとうれしいです!

沖田萌役・大原梓
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

ありがたいことに周りの方々から、「『おっパン』見てるよ〜」「『おっパン』面白いね」と言っていただき、たくさんの方が見てくださっていると実感しています。SNSでも「一緒にアップデートします!」と言ってくださる方が多くて、とてもうれしいです。
本当に沖田家が大好きすぎるので、もう最終回がくるのかと思うと寂しくなります。3カ月ってあっという間だなぁ〜としみじみ感じています。
主人公の誠だけでなく、周りの人達も全11話を通して着実にアップデートしていく姿が、この作品の一番の見どころだと思います。まだまだこれからもアップデートしていくんだろうなと感じられる最終回になっております。ぜひ最後までお楽しみください!

砂川円役・東啓介
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

『おっパン』もついに最終回を迎えます。まずはここまで見てくださった皆さん、ありがとうございます。放送されるまで、どのように受け取られるのか不安に思っていた部分もありましたが、皆さんから「面白い!」「大地と円先輩が尊い!!」などたくさんのメッセージをいただき、本当にうれしかったです。あらためて、この作品に携われたことを誇りに思います。
最終回は、大地と円が今後どのような道を選んでいくのか、2人で解決するのか、はたまた沖田家が助けてくれるのか…ハラハラドキドキの展開になっています。そして見終わった後にはさまざまな捉え方やいろいろな形の幸せが発見できると思います。ぜひ皆さまも楽しみにしていてください! 僕も楽しみにしています!

五十嵐美穂子役・松下由樹
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

『おっパン』のアップデートは学びもあり幸せも感じ、とてもいいドラマだなと一視聴者としても楽しんでいます! いよいよ最終回。元旦那も登場し、波乱が待ち受けていますが、大地の幸せを願う美穂子の想いも見届けてもらえたらと思います。ハートフルな最終回をお楽しみに!

沖田美香役・富田靖子
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

大地君のお父さまの登場で、戸惑いの沖田家ですが…沖田家という一つの家族としては深く関わることができません。大地君にも、円さんにも大切な家族がいて、それぞれの考え、想いがあります。
当事者の家族ではない沖田家は見守るしかない。これが一般的な考え方です。
しかし『おっパン』の誠さんは一歩踏み出します!
ここからはネタバレになるので書けません! いい文面でしたが、自主カットです!
『おっパン』最終回、楽しく見ていただければうれしいです!
そして応援してくださった皆さま、ありがとうございます!

爆笑の大団円『おっパン』クランクアップレポート

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』クランクアップは、昨年末の12月27日にさかのぼる。冬晴れが心地よい中、埼玉県川越市にある最明寺で、原作者の練馬ジムや脚本を担当した藤井清美なども立ち会い、最後の撮影は行われた。

最後のシーンは沖田誠(原田泰造)、美香(富田靖子)、萌(大原梓)、翔(城桧吏)、カルロス(こまち)、五十嵐美穂子(松下由樹)、大地(中島颯太)、砂川円(東啓介)とみんなそろっての記念撮影。最後のポーズをどうするか? みんなで和気あいあいと話しながら決めている様子が、この作品の現場の雰囲気を物語っておりとても印象的だった。最初は記念撮影に入っていなかったカルロスも入りたかったのか、ほえてアピール。すると途中からカルロスも加わり記念撮影する流れに。「はい、カット! オッケー!」という声と同時にカルロスは歓喜のたけり声を上げて現場は大盛り上がりの中、クランクアップとなった。

その後、二宮崇監督からキャストへプレゼントが手渡され、それぞれクランプアップのあいさつを一言ずつ行なっていった。翔役を務めた城は感極まり涙ながらに「とても不安だった。でも新しい自分が見つかるかと楽しみでもあった。好きを大切にと伝えられたら」と本音を吐露する。その涙を見た松下は「(城の)涙を見てこのドラマに参加できてよかった」とみんなに一礼する。

真剣な雰囲気の中、座長である原田のあいさつが始まる。開口一番、「やったぞおお!」と大きくガッツポーズをした原田。その声にスタッフのテンションもマックスに。しかし、その声に反応して、それまでお利口にしていたカルロスが突然、原田に「わんわんわんわん」とほえまくる。笑顔で受け流しつつあいさつをしていた原田だったが、カルロスはかまわずほえ続ける。

原田「3カ月、最初から最後まで」
カルロス「わんわんわん」
原田「本当に幸せでした」
カルロス「わんわんわん」

耐えかねた原田は芸人100%の「うるせえよ!」と本気ツッコミ。コントのようなやりとりに最明寺に大爆笑が巻き起こる。その後、笑顔で「楽しかったです! みんなに感謝! 最終回の放送まで頑張ろう!」と、誰よりも笑顔で締めてくれた。

最後は二宮監督がこれまでの撮影を振り返りながら「原作があるとはいえ、本当にキャラを愛して作っていただいた。その愛が作品にも反映できていると思います」と愛にあふれたあいさつ。それを受けて何かを思い出した原田は「撮影スタッフもアップデートが必要な場面を見かけた…(同じ部署の後輩の)女性を大声で呼び捨てにしていた!」と一言。「アップデートします!」というスタッフたちの声に、現場はまたもや笑い声に包まれた。
まさに『おっパン』らしい笑顔の絶えないハートフルでコメディなクランクアップだった。

最終回の注目シーン!翔役・城桧吏の「一番好きなせりふ」が登場

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

翔の友人ギャル・静(椿奈央)はカラオケ店でバイトをする大学生に恋をする。清楚系の女性が好きという情報を元にギャルメイクから清楚系メイクへチェンジし、大学生の好みに寄せていく静。最初は好意的に清楚系メイクを手助けしていた翔だったが、メイク友達・相沢香梨奈(並木彩華)の「なんか、あんなメイクしてかわいそう」という言葉が心に引っかかり、次第に清楚系メイクや静の考え方に懐疑的になっていく。そして静の告白当日、翔はあらためて自分の気持ちを静に伝えるのだった。

「人に好きになってもらうって、自分の根っこまで変えなきゃいけないことなのかな」

そんなせりふを城は「自分自身が一番大切ということや人のために無理して個性をなくさなくていいというメッセージが込められた、このせりふがいちばん好きです」と話す。

果たして翔の気持ちは静に届くのか。そして静の告白の結果は。

最終回ストーリー「おっさん、雨のち晴れ!」

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

沖田家の一同は悩んでいた。
大地(中島颯太)の父・真一郎(相島一之)に息子・翔(城桧吏)が傷つけられたことを知った誠(原田泰造)は、真一郎の物申しに敢然と立ち向かう。だが、素直に非礼をわびられ、肩透かしをくらう誠。真一郎の静かなたたずまいに言い知れぬ怖さを感じる。

一方、翔は友人の静(椿奈央)が好きな人のために自分を変えようとしていることに違和感を抱いていた。そのことを素直に言おうとするが、むしろ静たちと距離ができてしまい…。

娘の萌(大原梓)も悩みを抱えていた。就職を控え、趣味の二次創作をどうするか悩み始めていたのだ。誠の妻・美香(富田靖子)も子供の学費のことを考え、自らの趣味である推し活をセーブしようと考え始める。

そんな中、大地が円(東啓介)との関係を解消しようと決断する。これまで誠や沖田家を支えてきた大地のために、自分たちには何ができるのか、それとも何もできないのか…。

誠と美香は、大地の母・美穂子(松下由樹)のところにカルロス(こまち)とともに向かう。
「私たちのおせっかいを許してもらえますか?」
全ての人の「好き」を肯定する物語、ついに最終回!

番組情報

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(全11回)
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分

出演:原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、東啓介、渡辺哲/松下由樹、富田靖子

企画:市野直親(東海テレビ)
原作:「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」練馬ジム (LINEマンガ)
脚本:藤井清美
音楽:鈴木ヤスヨシ
主題歌:「Dancing Dreamer」 4-CaraT(RISING RECORDS)
オープニング:「アプデライフ」 FANTASTICS from EXILE TRIBE(rhythm zone)
演出:二宮崇、室井岳人、加治屋彰人
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)、古林都子(The icon)、渋谷未来(The icon)
制作:東海テレビ The icon

© 株式会社ワン・パブリッシング