気付くと40枚以上が盗難被害に…11の橋で金属製ネームプレートがなくなる 同一犯による大量窃盗か、ストリートビューで確認すると…

島根県益田市で、橋名板と呼ばれる橋の金属製ネームプレートが多数盗まれていることが分かり、管理する県は警察に被害届を出すことにしています。

被害があったのは益田市内の国道191号にある11の道路橋です。橋名板は1つの橋に4つ取り付けられていて、それぞれの被害枚数は異なりますが、合計41枚に上ります。

なくなっているのに気付いた住民の通報で、益田警察署が今月5日に益田県土整備事務所に連絡しました。

盗まれた橋名板はブロンズ製で、製作費と合わせた被害額は1枚当たり約4万円となり、合計で約164万円に上るということです。

県がインターネットのストリートビューの映像で確認したところ、去年の夏から秋にかけては無事だったのが確認でき、その後、被害に遭ったと見られ、県は同一犯による大量窃盗と見ています。

現在、県内のほかの県土整備事務所管内でも現地調査を進めていて、県管理道路での橋名板の被害は2014年に安来市などで発生して以来ということです。

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