江原啓之「学校なんか行かなくても、何か働く道があって、食べてさえいければいいです」娘の不登校に悩む相談者に届けた言葉とは?

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。

3月10日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

<リスナーからの相談>
9歳の娘の不登校についてご意見をいただきたいです。今年に入ってから「学校に行きたくない」と言って、学校に行かない日があります。

私は自己破産中で、妻も任意整理中です。夫婦共働きで土日関係なく働き続ける必要があるため、学校に行かせるしか方法がないと説得しました。学校に行きたがらない理由も聞いて、仕事に行かず一緒にいたい気持ちもありますが、経済的に厳しく娘に無理をさせてしまっています。どのように気持ちを整理したら良いのかご教示いただきたいです。

<江原からの回答>
江原:親は太陽じゃなきゃいけないのです。子どもは作物と一緒。植物は太陽のほうを向いて育ちますよね。だから親はどんな境遇であっても、まず太陽じゃなきゃいけない。

こんな言い方はちょっと申し訳ないですが、自己破産していることは何の問題もないんですよ。お金がないだけでしょう?「そんな簡単に言って……」と思うかもしれませんが、ただお金がないだけでしょう。身体は元気なのだから、働けばいい。だから悲壮感なんていらないんですよ。誰だって失敗やつまずくことはありますし、やり直せばいいだけです。もちろん相談者さんは懸命に働いているかと思います。子どもさんも学校に行ってくれれば給食も食べさせてもらえるし、学校のほうで面倒を見てもらえるのでありがたいですよね。

しかし、本当に差し出がましいことを言うようなのですが、別の暮らし方を考えられないでしょうか? 今すぐには身動きが取れないかもしれないけれど、どこか別の土地、例えば地方とかで働いて、そして家族みんなでご飯を食べる道もあるのではと思うんです。奥さまの件も済んだら、ドラマの「北の国から」じゃないですけれど、家族で新天地を見つけて生きていくのも良いかもしれませんよ。

奥迫:こういう状況になったというのは、新しいことにチャレンジするチャンスが来たのかもしれないですよね。

江原:そうですね。もしかしたら、そのまま過ごしていたほうが不幸だったかもしれませんよ? 思っているほど、人って冷たく残酷でもありません。その地域の心ある人たちが、一緒に寄り添ってくれたり、育んでくれたりっていうこともあるわけです。だからちょっと目線を変えてみましょう。学校は「子どもを預ける場所」ではないと思いますよ。親子3人で生きていきましょう! 学校なんか行かなくても、何か働く道があって食べてさえいければいいです。家族で顔を見合わせてご飯を食べたら楽しいですって。あとは元気なら、それこそ畑でも牧場でもなんでも、なんとか働かせていただいて頑張ってほしいと思います。

江原啓之、奥迫協子

●江原啓之 今夜の格言 「価値があるから生きるのではありません。生き抜くことに価値があるのです」

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3月10日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 3月18日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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