こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のクリア水です。
85歳を過ぎると2人に1人が認知症を発症すると言われているそうです。
こんな誰にでも起こりうるメジャーなことなのに、なかなか世の中の無理解や誤解も多く、ご本人もその介護をされる方の不安も大きいですよね。
そんな時、1人で抱え込まずに相談できる場所がありますよ。
その場所というのがNPO法人「にこにこ会」です。
にこにこ会とは
NPO法人にこにこ会は、平成7年に発足した「認知症の人と介護家族の会」です。
活動は
・おしゃべり会
・電話相談
・金曜カフェ
を定期的に開催しています。
今回はその中の「金曜カフェ」に参加させていただきました。
金曜カフェの様子
毎週金曜日の13:00〜15:30が金曜カフェの時間です。認知症の方や、介護している方、不安に思っている方などが参加されます。
この日は、代表の方が文字の並び替えのクイズを出してくれました。私も参加して一緒に考えたのですが、結構難しい!あーでもない、こーでもないとみんなが自分が思いつくことを言い合い、盛り上がっていました。
私も思わず「わかった!」と思いついた答えを言おうとしたら他の方に先に言われて、残念。
また、みんなでざっくばらんに雑談や情報交換をする時間もありました。冗談も飛び交い、この時間も盛り上がっていましたよ。
この時は、介護に使う自動車の税金のことや、グループホームのことなどを「自分の場合はどうだった」と情報交換されていました。
「金曜カフェ」は月に一回の「おしゃべり会」よりも、もう少し気さくな集いだそうです。介護の悩みだけではなくて、健康のことやいろんなことをそれぞれ話す会なんですって。
代表の方
にこにこ会代表の岩坂さんです。
「にこにこ会は、不安を抱えている方の居場所づくりを目指しています。認知症に不安がある方、認知症の方を介護している方、ぜひお気軽にご連絡くださいね」
とのことです。
介護されている方や、不安を抱えている方はたくさんの問題を抱え込んでいて「何から手をつければいいのか」と立ち尽くしている傾向にあるそうなんです。
なので、伴走者がいる安心を感じていただきたいとのこと。お話の中で、具体的なアドバイスが必要だと思えば専門家にも繋ぐことができるということです。
お気軽に連絡してみてくださいね。
今回参加させていただいたにこにこ会は、久留米市やその近郊を中心に活動している会です。にこにこ会は全国にありますので、お住まいが久留米近郊じゃない時はお近くのにこにこ会を探してみてくださいね。