医学部を目指す理由 最多は「患者を救いたい」でも「成績が良かった」でもなく…目指すのが自然な環境

NEXER社はこのほど、医進予備校「太宰府アカデミー」と共同で実施した「医学部を目指したきっかけ」に関するアンケートの調査結果を公開。「最難関」というイメージを持つ人も多いであろう医学部を目指したきっかけ、その最多回答は「患者を救いたい」でも「成績が良かった」でもないことが分かった。

同調査では、全国の男女980人のうち「自分自身や家族・友人などに医学部に進んだ、もしくは目指していた人がいる」と回答した305人に「目指したきっかけ」を聞いた。

最も多く挙がったのが「親が医者だから」で23.3%という結果に。次いで「たくさんの患者を救いたい」(21.3%)、「学業の成績が良かったから」(14.1%)、「医者という存在に憧れて」(12.1%)が続いた。

親が医者の場合、自分も医者を目指すのが自然という流れもあり、「親が開業医なので、医者を目指すのが自然になっている友人が多くいた」(30代男性)、「5代100年以上続く医者の家系だが、長男の自分が医学部に進学しなかったので、弟が代わりに医者になった」(30代男性)、「親が医者だった同級生の多くが医学部に進学した」(40代女性)など具体的なエピソードが寄せられた。

また、医学部を目指し始めたタイミングは半数近く(41.3%)が「15~18歳未満」と中・高校生の時期であることが分かった。

・医進予備校「太宰府アカデミー」公式サイト:https://dazaifu-academy.jp/

(よろず~ニュース調査班)

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