ロシア大統領選、極東で投票開始 プーチン氏、通算5選が確実視

大統領選の手続きについて報告するロシア中央選管幹部=14日、モスクワ(タス=共同)

 ロシア大統領選の投票が15日、極東のカムチャツカ地方、サハリン州などを皮切りに始まった。ロシア通信が伝えた。投票は17日までの3日間で同日夜から開票される。ウクライナ東部・南部4州の併合を戦果と位置付けるプーチン大統領(71)の通算5選が確実視されている。

 2022年2月のウクライナ侵攻開始以来、ロシアで大統領選が行われるのは初めて。軍事作戦を続けるプーチン氏の支持率は約80%に上る。

 ほかに共産党のハリトノフ下院議員(75)や極右、自由民主党のスルツキー党首(56)、政党「新しい人々」のダワンコフ下院副議長(40)が立候補している。事実上プーチン氏の信任投票。

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