パティ・ジェンキンス、『スター・ウォーズ/ローグ・スクワドロン』に復活

パティ・ジェンキンスが、『スター・ウォーズ/ローグ・スクワドロン』の製作を再開した。2021年に同作から一度距離を置いていた「ワンダーウーマン」シリーズで知られるジェンキンス監督だが、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが始まる前に契約を結んでいたことから脚本を書く義務があるという。

ポッドキャスト『トーキング・ピクチャーズ』に出演したジェンキンスは、こう説明する。「『ワンダーウーマン3』をやるために『スター・ウォーズ』を離れた時、私たちは後で戻ってくる話をしていましたから、契約に向けて動き出していたのです。ですから『ワンダーウーマン3』の話がなくなった時、ルーカスフィルムと私は、その契約を完了させなければならないことをわかっていました」「私たちは、ストライキが始まる直前に契約を結んだんです。ですから私は『スター・ウォーズ』の草稿を書かなければならないんです。『ローグ・スクワドロン』の作業に戻っていますよ。どうなるでしょうか」

監督兼脚本家のジェンキンスは、「スター・ウォーズ」のファンであることから、長年関わりたいと思ってきたそうで「『スター・ウォーズ』の感情と、それが象徴していることはとても美しいですね。『スター・ウォーズ』は第二次世界大戦から生まれたのです。どうやってメタファーを作り、メタファーで話すか。そういう意味で、私は以前から戦闘パイロットを作りたいと思っていました。私が夢見ていたことです。私は70年代や80年代のジェット機が大好きなので、それは常に難しいことでしたが、『スター・ウォーズ』は、とても素晴らしいと思います。ですから、私がもし素晴らしいことをできて、それを観客に届けることができるなら、もちろん、ぜひやってみたいです」「『ローグ・スクワドロン』は特にエキサイティングな作品です。なぜなら、ほかの最近の『スター・ウォーズ』作品と同様、フォースを使う者とジェダイ以外の銀河系でのストーリーに移行しつつあるからです」と続けていた。

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