米共和指導部が猛反発、謝罪要求 ネタニヤフ批判「恥ずべきこと」

14日、米ホワイトサルファースプリングズで記者会見するジョンソン下院議長(ゲッティ=共同)

 【ホワイトサルファースプリングズ共同】米下院で多数派を握る共和党の指導部は14日、上院民主党トップのシューマー院内総務が中東和平の障害になっているとしてイスラエルのネタニヤフ政権を批判したことに猛反発した。内政干渉であり「恥ずべきことだ」として謝罪を要求した。

 ジョンソン下院議長は共和党議員団の会合を開催している南部ウェストバージニア州ホワイトサルファースプリングズで記者団に「イスラエル政治の分断を進めるのは極めて不適切だ」と非難した。下院ナンバー2のスカリス院内総務も「指導者を選出したイスラエル国民に謝罪すべきだ」と述べた。

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