「よくアンダーパーで…」松山英樹は巻き返して“69” マキロイら暫定首位

松山英樹は“第5のメジャー”で3アンダー発進(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 初日(14日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ・スタジアムコース(フロリダ州)◇7252yd(パー72)

“第5のメジャー”と称されるPGAツアーの旗艦大会初日は日没サスペンデッドとなった。

2019年大会優勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)が出だし3連続を含め10バーディを量産して「65」をマーク。ザンダー・シャウフェレ、ウィンダム・クラークとともに7アンダーで暫定首位に立った。

マシュー・フィッツパトリック(イングランド)とニック・テイラー(カナダ)が1打差の6アンダー。大会連覇と2週連続Vがかかる世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは、16年大会覇者のジェイソン・デイ(オーストラリア)らと並ぶ5アンダーで初日を終えた。

今季2月「ジェネシス招待」を制している松山英樹は5バーディ、2ボギーの3アンダー「69」。前半2番からの2連続ボギーを挽回するラウンドに「(序盤)バタバタしていましたし、よくアンダーパーで回れたなっていうのが正直な感想ですね」と話した。

「後半途中くらいから『こういう感じかな?』というのがつかめてきたら、いいショットが多かった」と振り返りつつ、バーディを奪った16番(パー5)で大きく右に飛んだティショットなど不満の残るシーンもあった様子。「パッティングはちょっと期待できないので、ショットで頑張って、バーディパットを楽に打てるように」と、午前組でのプレーになる2日目を見据えた。

松山と同じ3アンダーで終えたライアン・フォックス(ニュージーランド)は、17番(パー3)でホールインワンを達成。アイランドグリーンの名物ホールでのエースは14人目。直前の16番(パー5)から2ホール連続のイーグルは大会史上初だった。

初出場のルーキー久常涼は6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「70」。2アンダーから、2日目は10番スタートのラストグループでのプレーとなる。

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