2団体と6人表彰 日本海新聞ふるさと大賞 鳥取市

鳥取市の受賞者ら=14日、鳥取市役所

 「日本海新聞ふるさと大賞2023」(日本海新聞ふるさと創り事業団主催、鳥取県内各市町村、日本海新聞販売店会、新日本海新聞社共催)の鳥取市の部の表彰式が14日、同市役所であり、地域貢献賞2団体・2人と、スポーツ文化功労賞の4人が表彰を受けた。

 地域貢献賞は、同市気高町の逢坂地区を中心に活動し、昨年には海外で演奏も披露した「ジュニア逢鷲太鼓」(伊藤浩二代表)▽結成10周年を迎えた青少年の野球リーグ「鳥取Jrベースボールリーグ」(溝口和夫会長)▽認知症診断後も看護師としての経験を生かし、認知症カフェなどで傾聴に取り組む松本豊子さん▽45歳で若年性アルツハイマー病と診断後も、認知症になっても自分らしい生き方を考えるサロンなどを開催している藤田和子さん。

 スポーツ文化功労賞は、デンマークで行われたパラ馬術の国際大会で、競技ランク中級の「インターメディエイト」で2冠を果たした大川順一郎さん(鳥取県馬術連盟)▽バトントワリングの世界大会で、トゥーバトン部門の2位となった城戸愛加さん(鳥取大)▽特別全国障害者スポーツ大会で50メートルと立ち幅跳びの2種目で1位に輝いた田村海斗さん(鳥取トヨペット)▽全国中学校新人競漕(きょうそう)大会の男子シングルスカルで1位となった八木谷公奏さん(鳥取東中)。

 表彰式には深沢義彦市長や新日本海新聞社の吉岡徹社長らが出席。ジュニア逢鷲太鼓の伊藤代表は「今後も逢鷲太鼓の精神を若い世代に伝え、地域活性化をしていきたい」と謝辞を述べた。

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