今春の福島県立高入試で、自己推薦の特色選抜と一般選抜を合わせた「前期選抜」と、地元の連携中学の生徒を優先して受け入れる「連携型選抜」の合格発表は14日、全日制68校、定時制6校で行われ、1万487人が喜びの春を迎えた。
今春、産業革新科に「ビジネスパイオニアコース」が新設される南相馬市の小高産業技術高では、受験番号が貼り出されると合格者から歓喜の声が上がった。
同コースに合格した市内の高力美空さん（15）は「コース1期生はうれしい。事務系の資格取得を頑張り、思い出がいっぱいとなる高校生活を送りたい」と笑顔で話した。
