オスプレイ「安全に万全期す」 在日米軍の飛行再開で防衛相

 木原稔防衛相は15日の閣議後記者会見で、在日米軍が14日に飛行を再開した輸送機オスプレイに関し「安全確保は日米共通の最優先課題だ。緊密に連携し、安全対策には万全を期していく」と述べた。

 防衛省は13日、国内での飛行を段階的に再開すると発表。14日は米海兵隊のMV22が沖縄県宜野湾市の普天間飛行場を離陸し、那覇市の住宅街を低高度で飛ぶのが何度も確認された。

 木原氏は、那覇市上空には管制官の誘導に従い飛行する経路があるとし「以前から設定されているルートを飛行したと認識している」と述べた。「技能の練度を回復させるため、基本的な飛行を行っている」とした。

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