中国で花見ブーム高まる、関連検索が330%増、武漢は桜の四大名所に

3月も半ばに入り、年に一度のお花見のシーズンを迎えています。

3月も半ばに入り、年に一度のお花見のシーズンを迎えています。中国の大手旅行サイト「携程(Trip.com)」のデータによりますと、「花観賞」に関する検索件数がこの1週間で前週より330%も増え、昨年同期に比べて倍増しました。また、117カ所の花の名所、708カ所におよぶ花観賞景勝地の入場券予約数も前年同期比50%増となりました。中には30余りの海外の花の名所と140以上の海外の花観賞景勝地が含まれています。

Trip.comのデータで、中国国内で最も人気のある桜の名所トップ4が東部の江蘇省無錫市、南京市、中部の長江沿いの町・湖北省武漢市、南西部の貴州省安順市であるのは注目に値します。

そのほかでは、南西部の雲南省曲靖市、東部の江西省上饒市、西部の陝西省漢中市、東部の江蘇省泰州市が菜の花の四大名所で、陝西省西安市、北西部の新疆ウイグル自治区のカシュガルとイリ、北京市はアンズの花の四大名所、中部の湖南省常徳市、チベット自治区のニンティ市、西部の重慶市、山西省大同市は桃の花の四大名所、中部の河南省洛陽市、東部の山東省荷沢市、西部の四川省成都市、北京市はボタンの四大名所となっています。

花の観賞ブームは撮影旅行にも火をつけ、Trip.comでは3月に入ってから撮影旅行の予約数が前月より30%伸びました。そのほか、マイカーで行く花観賞旅行の人気も高まっており、湖北省の武漢、チベット自治区のラサ、江蘇省の無錫、揚州、南京、雲南省の昆明、河南省の洛陽、安徽省の黄山、新疆ウイグル自治区のイリとカシュガルなどには大勢の観光客が訪れています。(提供/CRI)

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