ラプターズで活躍するRJ・バレットの弟ネイサン・タイラー・バレットが他界

3月14日(現地時間13日、日付は以下同)。トロント・ラプターズはデトロイト・ピストンズとのアウェーゲームを104-113で落とし、5連敗となった。

この試合を終えてイースタン・カンファレンス12位の23勝43敗としたラプターズでは、イマニュエル・クイックリーがゲームハイの25得点に5リバウンド8アシスト、ケリー・オリニクが19得点6リバウンド8アシスト2スティール2ブロック、ブルース・ブラウンが17得点4リバウンド5アシスト2スティールを記録。

もっとも、この日チームトップの平均20.8得点に6.2リバウンド4.0アシストを残すRJ・バレットが個人的な事情のため欠場。昨年12月31日のトレードでニューヨーク・ニックスから移籍してきた23歳のフォワードは、オンタリオ州トロント生まれということもあり、ホームチームで奮戦してきた。

バレットが欠場した理由。それは弟のネイサン・タイラー・バレットが13日に亡くなっていたからだった。185センチのガードは、フロリダ州にあるモントヴェルデ・アカデミーでプレーした実績があり、将来はパイロットになることを夢見ていたと『TMZ Sports』が報じている。

なお、ネイサンの年齢、死因は明かされていない。2018年に『SLAM』へ公開された記事のなかで、バレットは「僕の家族はすごく負けず嫌いでね。みんなが常に互いを倒そうとしている。全員がアスリートでもある。僕の競争心はそこで生まれたんだ」と話していたことから、一緒にバスケットボールをしてきたことが容易に想像できる。

ラプターズはバレットが16日のオーランド・マジック戦も欠場することを発表している。バレットと彼の家族、知人に心からお悔やみ申し上げます。

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