【晴海】東京2020大会選手村跡の新しい街に生活密着型の「ららテラス HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)」オープン♪

2024年3月1日(金)、東京2020大会選手村の跡地再開発「HARUMI FLAG」に「ららテラスHARUMI FLAG」がオープンしました。約13ヘクタールの土地に約5600戸の住宅と商業施設が建ち、約12000人の住まう新しい街。1月から順次入居も開始されているようですが、この生活密着型施設「ららテラスHARUMI FRAG」の開業でより快適な生活の選択肢がいくつも増えそうです。

出典:リビング東京Web

東京2020大会のレガシーを継承

晴海エリア在住者の日常生活を支える商業施設には、生活そのものに必要なスーパーや書店、子育て環境を整える施設、かかりつけ医など医療面でサポート可能な施設、好きな時間の自分磨きや趣味のために使える店など、日々の生活に密着したあらゆる店舗がありました。

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JOCによる日本オリンピックミュージアムのサテライト拠点ともなるカフェ&レストラン「TEAM JAPAN 2020 Village/Café & Restaurant CENTRALE(カフェ&レストラン セントラーレ)」の展示エリアでは大会の貴重なアイテムも展示されていました。

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大会の歴史を伝える「東京2020オリンピック・パラリンピック スポーツピクトグラム」のオブジェは2階エントランスに設置されています。500日前のイベントで披露されていたものです。住居棟近くには選手村で実際に使われていた行き先案内サインを選手村レガシーとして残したそうです。

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大型スーパーからアウトレットコスメまで

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HARUMI FLAGの1階には人気スーパー「サミット」が都心エリア最大級、豊富な品揃えで展開されています。特筆すべきは冷凍食品の品揃え。既存店の約2倍だそうです。店内で作られる惣菜などもかなり充実し、働く世代が仕事帰りに便利に利用できる店舗となっていました。こんなスーパーが近隣にあるのは羨ましい限りです。

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100円ショップ「ダイソー」も広い店舗面積に新商品や文具などが充実した印象。そのほか、最近店舗が急に増えてきた「アエナ」も入っています。アウトレットコスメや消費期限間近の菓子などを無駄にすることなく購入できるSDGsなショップです。あまりに低価格なため撮影お断りと明記された有名メーカーの化粧品などもあり、宝探し気分で店内を歩くことができました。多々購入してしまいました。

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ドラッグストアのマツモトキヨシ、書店は文具や雑貨も購入できる有隣堂が入っています。You Tubeで人気のブッコローのグッズも揃っていました。医療関連では一通りのクリニックや調剤薬局。余暇を楽しむフィットネスクラブ、室内ゴルフ練習所などもあり、気になる保育所は充実した設備の「ポピンズナースリースクール」が入っています。

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2階には「ペッツファースト」と「ペッツファースト動物病院」もあります。ペットの店内利用に関しては、ショップへ向かうためのペットと一緒に利用できるエレベーターが設置されていたことのみ確認済み。

3階共有スペースは買い物途中に休憩できるほか、イベントスペースとして人々の交流の場としても利用されるようです。2階キッズスペースには、授乳室・オムツ替えスペース、ベビーカーも一緒に入れるトイレもあります。

コンパクトな店舗数ながら厳選されたラインナップ

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東京2020大会のレガシーを継承する「TEAM JAPAN 2020 Village/Café & Restaurant CENTRALE」以外にも、本格四川料理「麻辣大学」の新業態店、東京初進出のハンバーガー&ステーキ「ロックスハンバーグ」、東京初、スープの異なる新業態店舗としてつけ麺とクラフトビールがおひとり様から楽しめる「白楽栗山製麺」。

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季節の食材を活かした和の定食や抹茶のデザートなどカフェメニューも充実したテラス部分もある「和ごはんとカフェchawan」など個性豊かな飲食店ばかりです。

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サステナブル社会の実現への取り組み

近隣に整備された水素ステーションからパイプラインを介して供給される水素によって、純水素型燃料電池による発電が行われ、日本初となる水素エネルギーの本格的なインフラが街全体に整備されるそう。屋上には60枚の太陽光パネルを設置し1日平均100kWhの電力をまかなうなどサステナブルな取り組みが積極的に推進されているようです。

新交通システムBRTを利用してみた

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最寄り駅の勝どき駅までは徒歩約20分。2024年2月に新橋からHARUMI FLAG(ハルミ フラッグ)選手村ルートの運行が開始されたばかりのバス高速輸送システム「BRT」(Bus Rapid Transitの略)を利用してみました。

まずは「新橋駅」で停留所を見つけるのに一苦労。誘導サイン等が少なめでたどり着くのに時間を要してしまいましたが、鮮やかなラッピングにワクワクする外観。内部もゆったりしていて乗り心地も良く、目的地までの停留所も少ないためにあっという間に最寄りの「B31 はるみらい」に到着。

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復路はHARUMI FLAG目の前に停留所があるバス(錦糸町行き、東京駅行きなど)に乗り銀座界隈で降車してみました。再訪時には復路のBRT乗り場もチェックしておいたのでスムーズに乗車して新橋駅へ。都心部との行き来はスムーズです。今後続々と入居が始まり、交通手段の結節点となる晴海5丁目ターミナル(マルチモビリティー)がより整備されていくことでますます便利になることでしょう。

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新しい街の機能が次々と整備されていくハルミフラッグは乗り降り自由なコミュニティーサイクルを使って、近隣のららぽーと豊洲などとの相互利用も期待されています。銀座にも10分ほどです。都心部との距離感は近いと感じました。

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各所に東京2020大会のレジェンドが感じられるハルミフラッグ。4月から隣接地に晴海西小学校・中学校も開講し、春の訪れとともに新しい街が大きく芽吹いていくのを感じます。次回はオリンピック・パラリンピック時と同じ認証を受けた野菜を豊富に使ったレストラン「Café & Restaurant CENTRALE(カフェ&レストラン セントラーレ)」など紹介していきます。

ららテラス HARUMI FLAG

住所:東京都中央区晴海5-2-31

アクセス:都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅約徒歩16分、晴海5丁目ターミナル(マルチモビリティステーション)約徒歩1分、東京BTR「B31 はるみらい」下車約徒歩3分、都営バス「ほっとプラザ(はるみらい)」下車すぐ

営業時間:10:00〜21:00(一部営業時間の異なる店舗や施設もあり)

公式URL:https://mitsui-shopping-park.com/lalat-harumiflag/

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