バスケB1スサマジ作品が最高賞 「都会地と比べても遜色ない」山陰広告賞206点一堂に、島根県美で18日まで展示

広告作品の鑑賞を楽しむ来場者=松江市袖師町、島根県立美術館

 山陰広告協会(会長・松尾倫男山陰中央新報社社長、87社)が主催する「山陰広告賞2024」の出品作品展が13日、松江市袖師町の島根県立美術館で始まった。過去最多の206点が一堂に集められ、来場者の関心を引いている。展示は18日まで。

 23年に山陰両県で制作された広告作品が対象で、グランプリ作品となった「島根スサノオマジック2023―24 seasonal creative」(制作=Birdman、あしたの為のDesign)のユニホームや宣伝ポスターをはじめ、多様な媒体で表現された広告作品が並んでいる。

 全12部門のうち、今年は街中に掲示するポスター・アーバンアドやパンフレットが多く、新型コロナウイルス禍が明けた経済活動の活発化を感じさせた。観光客向けの広告作品も目立っていた。

 東京都新宿区から訪れた写真家の七咲友梨さん(44)は「都会地と比べても遜色なく、むしろ少ない人数で手掛けているからこそ作り手の個性が立っているような気がする」と鑑賞を楽しんだ。

 公式サイトでは、受賞作を公開している。

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