【物件選び】転勤族のわが家が後悔!子育て世代が知っておきたい「賃貸物件チェックポイント」3選

築古物件で暮らしを楽しむ、団地マニアのサンキュ!STYLEライターhikari(ひかり)です。

わが家は転勤族。
もう何年も前のこと、まだ夫婦2人だったころはとにかく自分の「好き」をいちばんの基準にして物件を選んでいました。
その先のことなど何も考えていなかったから、妊娠出産を経て子育てが始まってみると、お部屋の使い勝手が悪くモヤモヤポイントだらけ。

今回は、過去の反省から気づいた「子育て世代の暮らしを楽にする物件選びのチェックポイント」を3つご紹介します。
赤ちゃんや未就園児のいらっしゃるご家庭や、プレママの転勤族さんは必見です!

便利アイテムに頼るなら、コンセントの位置にこだわる!

大変な子育て期間を少しでも楽にすごすためにも、便利アイテムを積極的に使いたい!というかたは多いのではないでしょうか。
子育てに便利なアイテムはいろいろありますが、電動バウンサーやおしりふきウォーマーなど、電気を使うことが前提になっているものが多くあります。
便利アイテムを効率よく使うためには、アイテムを使う動線にコンセントが必要です。

わが家は物件を選ぶときに間取りや周辺環境ばかりに目を向けていたので、コンセントへのこだわりはゼロ。
そのため、電源がうまく確保できずに便利アイテムの導入をあきらめたり、本当に使いたい場所から遠く離れたところで使うことになったり、と不便な思いをしました。

子育てグッズ以外にも、どうしても使いたい電化製品がある場合は内見の際にコンセントの位置は必ずチェックしてくださいね。
くまなくチェックして、間取り図に書き込むのがおすすめです。

危険回避にベビーゲートは必須!キッチンの間取りは抜かりなく

歩きはじめた赤ちゃんがいるご家庭は、お部屋ですごす時間も常に目を光らせているのではないでしょうか。
とくにキッチンは危険がいっぱい。
危険回避のためにもベビーゲートを設置するご家庭がほとんどだと思います。

ここで必要なのは、キッチンの出入り口にベビーゲートを設置できるかどうかです。

カウンターキッチンや、キッチンが独立している間取りなど、出入り口の幅が狭くなっていればベビーゲートで完全に封鎖できます。
強度の期待できる突っ張りタイプのゲートを使いたいかたは、突っ張れる箇所があるかどうかをチェックしましょう。

古い物件にありがちなキッチンが壁つけになっている間取りには注意。
リビングやダイニングから直接キッチンに入れるので、赤ちゃんが入り放題になってしまいます。
大人には便利な間取りなのですが、赤ちゃんがいる場合は家具の配置での工夫が必要です。

ちなみにベビーゲートの設置ができなかった我が家は、知人から「100円ショップの人工芝を裏返しに置くと、赤ちゃんは痛くて上を歩けない」との情報を聞き、試してみました。
わが子は3日で突破…。キッチンへの侵入防止には苦労したものです。

意外な盲点!脱衣所の広さも必ずチェック

内見時に浴室を見て「水まわりがキレイだからOK!」と、そのまま次の部屋へ移動していませんか?
赤ちゃんがいるご家庭は、脱衣所の広さもチェックしましょう。

まだ歩けない赤ちゃんをワンオペで育てている場合、いったん赤ちゃんをお風呂に入れたら脱衣所に寝かせておいて、ササっと自分のシャワーを…というシーンはよくあること。
赤ちゃんが1人なら狭い脱衣所でも大丈夫ですが、お子さんが2人以上いると脱衣所が大混雑!
収納家具など置いたらさらに狭くなり、複数人でてんやわんや!なんてことも起こりがちです。

お子さんの人数に応じて、脱衣所にはある程度の広さを確保したいところですね。

ちょっと先を想像したら、子育て期間が快適に!

新婚のご家庭やプレママさんは、子どもが生まれた後の暮らしを想像するのはなかなかむずかしいですよね。
また、引っ越しそのものが初めてでお部屋選びのコツがわからないかたもいらっしゃるかもしれません。

そんなときは、ぜひ今回ご紹介した3つのポイントを思い出してくださいね。
賃貸暮らしが少しでも楽しくなれば幸いです。

◆この記事を書いたのは・・・hikari
サンキュ!STYLEライター
築古物件が好きな転勤族。元マキシマリストで汚部屋の住人。繰り返す引っ越しを楽にしたくてものを手放すうちに、身軽な暮らしの快適さに目覚める。
築古賃貸で心地よく暮らすアイデアを提案しています。

Instagramはこちら

サンキュ!STYLEライター「hikari」記事一覧

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

© 株式会社ベネッセコーポレーション