藤本美貴、板野友美、Dream Amiが夫婦間の「キュンワード」で大盛り上がり 「寝る前に必ず『ラビュー』って言い合って……」

2024年3月15日23時より、ABEMAのオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました』の新シーズン『私たち結婚しました 5』がスタートする。

本作は韓国で2009年から約9年間レギュラーで放送した国民的大ヒット番組の同名作品(※)を日本版にリメイクしたもの。芸能人同士の結婚生活の様子を覗き見ることができる「結婚モキュメンタリー」番組だ。

その放送直前特番に出演する藤本美貴さん、板野友美さん、Dream Amiさんにインタビュー。「わた婚」シリーズへの印象や、結婚生活における夫婦円満の秘訣など話を聞いた。

・もし、現役時代に「わた婚」のオファーが来たら?

ーー「わた婚」シリーズに抱いているイメージについて教えてください。

藤本美貴(以下、藤本):話題の方たちが夫婦に選ばれている番組という印象があります。普段は見えない姿や、タレントさん同士の夫婦生活が見えるのが楽しいですよね。

板野友美(以下、板野):私は堀田(茜)ちゃんが出演していたシーズン1を見ていました。今シーズンは、アイドルだった子たちが参加するということで、どんな生活をしているのか、男性の前だとどういう雰囲気なのかを見られるのが、すごく楽しみです。

Dream Ami(以下、Ami):もともと恋愛番組が好きなのですが、「わた婚」の場合は恋が始まっていることが前提で、その先を見せてくれるところが“ならでは”の楽しさだなと感じています。恋愛している姿をなかなか見ることがない方たちの生活を覗き見させてもらっている感じが、すごく好きです。見ているだけで、本気で照れちゃいますね。

ーーみなさんがアーティストとして活躍されていたときや、結婚前に「わた婚」のオファーが来ていたら受けていましたか?

藤本:うーん……断ると思います(笑)。良いときもあれば、悪いときもあるのが結婚だと思うので、いろいろ大変かなって。ましてや、もともと恋愛をしていた相手との生活っていうわけでもないので、どういうテンションでやったらいいのかわからなそうだなと。

板野:私も自信ないですね。デートだけだったら、かわいらしくいられると思うんですけど、一緒に住むとお互いに素の部分が見えちゃうだろうから。相手の方とマッチしたら良いんですけど、合わなかったら大変だろうなって思っちゃって。

Ami:たしかに、参加するからには相当な覚悟が必要そうですよね。私的には、やっぱり寝起きを撮られるのは、ちょっと恥ずかしいなと思っちゃいます……。

藤本:そこなんだ!(笑)。

・三者三様 それぞれの仲直り方法とは

ーーみなさんは、私生活においてパートナーと喧嘩してしまったとき、どのように解決していますか?

藤本:うちはとことん話し合うかな。2人が納得できるところを探します。どっちかが悪かったとしてもふたりとも熱くなっちゃった場合は、お互いに謝ります。

板野:私もひたすら話しますね。私が良かれと思ってやったことも、相手からしたら嫌だったってことがあるので。そういうときに「こういう風に感じたよ」って伝え合うことは大切なのかなと。それで、すれ違いも少なくなる気がします。話し合った後は「ごめんね」って言って、ハグして終わります。

Ami:私は仲直りの合図を決めています。その合図までは、お互いにとことん言いたいことを言い合うのですが「この喧嘩はここまでかな」って思った頃合いで、その合図を出すと、もう喧嘩はせずに切り替えるっていうのがルールです。

ーーお互いにモヤモヤは残らないのでしょうか?

Ami:話がずっと平行線のときは、少しモヤモヤするけど切り替えますね。そうすれば1分も経たずに、イライラしてたこととか忘れられるので。

・「腕くる」「ラビュー」夫婦間で生まれるキュンワード

ーー「わた婚」の番組内では愛を深める“ラブミッション”というのがあります。みなさんは、男性や旦那さんにされて、キュンとする仕草や行動はありますか?

藤本:何をやるときでも、最初にやらせてくれるところは優しいなと思います。車のドアを開けるまでされちゃうと「ちょっと映画っぽいな」って引いちゃいますけど、「先食べなよ」とか「先やっていいよ」ってスマートにやってくれる感じがいいなって。

板野:私はスーツが好きなので、ネクタイを締めたり、緩めたりしている姿を見ると、かっこいいなって思いますね。あとは、髪をセットをしているのを見るのが、すごく好きです。

Ami:私は、わざとやってもらっていることがひとつあって。洗い物とかしているときに、袖が落ちてくるじゃないですか。そのときに「腕くるやって?」ってお願いすると、後ろからハグする体勢で、袖をくるくるやってくれて……。

板野:えー! かわいい!

藤本:少女漫画みたい!素敵!

Ami:それをやってもらうときがすごく好きです。

ーー藤本さん、板野さんは「腕くる」のように夫婦間でだけ通じる言葉はありますか?

藤本:うーん……ないですね(笑)。

板野:私は、寝る前に必ず「ラビュー」って言い合って、チューして寝ます。

藤本・Ami:えー!かわいい!

・「わた婚」夫婦に円満の秘訣をアドバイス!

ーーみなさんはご結婚される前、結婚に向いている度合いは何パーセントくらいだと思っていましたか?

藤本:私、考えたことなかったかも。

板野:うん。確かに。

藤本:向いているとか向いていないとかじゃなくて、やるんだよって感じだよね(笑)。好きな人と一緒に生活したいから、自然とできるようになったというか。

板野:私もその感覚に近いかもしれないです。もともと旦那さんとは性格や生活のリズムとか含めて、私と全然違ったんですよ。だから、一緒に生活する上で、お互いが歩み寄っていったというか。

Ami:私はおふたりと違って、元々結婚願望が強い方で、めちゃくちゃ恋愛体質でした。好きな人がいるときの方が、元気で自分らしくいられるタイプです。できれば毎日でも会いたいし、ちょっとでも会える時間があったら絶対に会いに行くタイプでしたね。

藤本:なるほど! それじゃあ、もともと結婚に向いていたんだろうね。

ーー最後に夫婦が仲良しでいられる秘訣やルールを教えてください。

藤本:喧嘩をしたときにも通ずることなのですが、“まめに会話をすること”は大切にしています。言わないで溜めて溜めてドーンって爆発するよりも、ちょっとずつ常に揉めている方が幸せなんじゃないかって思っていて。

板野:私も同じです。だから、今回の「わた婚」で生活する2組にも、ちょっとでも思ったことがあれば伝えていった方がいいとアドバイスしたいですね。

Ami:本当に会話は大事ですよね。特に不満だけじゃなくて、良いことも言葉にして伝えた方がいいなって。お互いに「こう思っているのかな」って勘違いして、すれ違っているのが1番もったいないので、ちゃんと言い合うことが大事なのかなって思います。

藤本:たしかに感謝も大事だよね! 結婚すると「やってくれて当たり前」みたいになってしまうこともあると思うんですけど、軽くでも良いから「ありがとう」って言える環境でいることって大切だよなって改めて思いました。

(文・取材=於ありさ)

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