台湾チャーター便 新年度1年間の経済波及効果約10億円見込み

秋田と台湾を結ぶチャーター便について、県は新年度1年間でおよそ10億円の経済波及効果を見込んでいることがわかりました。

航空会社のタイガーエアは、秋田と台湾を結ぶチャーター便の運航を10月下旬まで続けることを決めています。その先の来年3月まで運航が継続され、台湾の人の搭乗率が75パーセントだった場合、新年度1年間でおよそ1万4000人が秋田を訪れることになります。

1人1泊あたりの消費額を3万円、県内に平均1・5泊すると想定して見込まれる県内消費額は、およそ6億円です。県は土産や飲食などの消費も踏まえ、関連産業を含めた経済波及効果は10億円にのぼると見込んでいます。

県は大きな経済波及効果が期待されるとして、10月下旬以降の運航継続に向け台湾への売り込みを続けるとともに、県民の利用促進も図ることにしています。

© 株式会社秋田放送