ロシア大統領選が3月15日から始まり、プーチン大統領の圧勝が確実視される中、北方領土の元島民からは交渉の再開と進展を願う声が上がっています。
圧勝が確実視されるプーチン大統領(ロシア大統領府)
ロシア大統領選は17日まで3日間投票が行われ、ウクライナ侵攻が続く中で、プーチン大統領の5期目の当選が確実視されています。北方領土の元島民からは、大統領選後の日ロ交渉再開に期待する声が上がっています。
大統領選後の交渉に元島民が注目(資料:北方墓参の様子)
「悠々と勝った場合は(国際的にも)余裕あるものの考え方をしてもらいたい。(プーチン大統領は)強いんだから」(多楽島出身 河田 隆志さん)「とにかく私らは墓参から始めてもらいたい。そして民間交流を何でもいいから手をつけてくれれば。それがやっぱり一番の望み」(勇留島出身 角鹿 泰司さん)大統領選後の日ロ交渉の行方に、元島民も注目しています。