イングランド代表のガレス・サウスゲート監督が、3月の国際親善試合に臨む代表チームにアーセナル所属DFベン・ホワイトを招集しなかった理由を明かした。
現在26歳のホワイトは、2021年7月にアーセナルへと完全移籍で加入。本職はセンターバックだが、ミケル・アルテタ監督に右サイドバックへとコンバートされてからは、同ポジションでも実力を発揮している。
だが、現地時間3月14日にイングランドサッカー協会（FA）が発表した同国代表メンバー25名の中にホワイトの名前はなかった。イギリス紙『デイリー・メール』によると、サウスゲート監督はホワイト招集外の理由を次のように語っている。
「今の調子を考えれば、『彼は代表チームに呼ぶに値しない』と言うことなんてできないよ」
「先週、（アーセナルのスポーツディレクター〔SD〕）エドゥから電話があって『ベンは現時点ではイングランド代表に選ばれたくないんだ』と言われたんだ」
サウスゲート監督は「私にとっては残念なこと」と、ホワイトを代表に招集できなかった無念さをにじませた。また、一部報道で代表チームのアシスタントコーチを務めるスティーブ・ホランド氏とホワイトの間に確執があるのではないかといった憶測については「我々の間には何の問題もない。そのことに言及した記事を見たけど、気に入らないね」と不快感を示している。
