両備バス 東京行き高速バスの運行再開 「順調な乗務員採用」で復活へ 岡山

両備バスは15日、倉敷・岡山~東京間の高速バス「ままかりライナー」の運行を3月30日から再開すると発表し、15日午前10時から予約を開始しました。

東京行き高速バスは、新型コロナ禍の影響で2020年4月に運休し、2022年4月に一旦再開したものの、共同運行する会社の乗務員不足が原因で再び運休していました。

両備グループは時間外労働の規制強化でドライバー不足が懸念される「2024年問題」に対応しようと、2023年6月から1年間約200人を目標に、乗務員の一括採用に取り組んでいます。2月27日現在、8カ月で目標の6割を超える126人を採用しました。

今回の運行再開に合わせ、3列シートの車両を導入するほか、3月30日から4月4日まで片道6000円のキャンペーンを実施します。高速バスは午後9時10分に倉敷駅を出発し、岡山駅などを経由して翌朝7時10分に東京駅、8時10分に東京ディズニーランドに到着します。

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