レバークーゼンFWシックが2つの後半AT弾で大仕事 「この試合にこの結末、最高の気分だね」

レバークーゼンをEL8強に導いたシック。[写真:Getty Images]

レバークーゼンの元チェコ代表FWパトリック・シックがチームのヨーロッパリーグ(EL)準々決勝行きに歓喜した。

レバークーゼンは14日のラウンド16・2ndレグでカラバフとホームで対戦し、0-2のリードを許したが、72分の反撃で3-2の逆転勝利。2戦合計5-4で突破を決めた。

1stレグに続いて、2点先行を許す苦しい展開だったが、72分にジェレミー・フリンポンの一発で1点差に。シックも後半アディショナルタイムの2ゴールで続いた。

シックはこの試合でも途中からの出場だったが、90+3分、90+7分の連続弾でチームの今季連続無敗を37試合に伸ばすどころか、フルタイムでの決着に導いた。

1stレグでも試合終了間際に同点弾を決め、引き分けに導いたなか、今回も殊勲の2発で存在感を大きくした28歳FWは喜んだ。『UEFA.com』が報じている。

「この試合にこの結末、最高の気分だね。今日はクレイジーな最終局面を経て、1stレグと同じく最後の瞬間まで戦うべきだった」

「カラバフにも賛辞の言葉を送りたい。彼らはブンデスリーガの対戦相手と違うスタイルでプレーしたし、僕らは難しかったよ」

「ストライカーとして、試合に出て決定的なゴールを決めるのは信じられないぐらい素晴らしいこと。準々決勝が楽しみだね」

「次に誰が相手だろうと関係ない。僕らはどのチームにも勝てる」

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