米軍は低空飛行の日米合意順守を 県が国に申し入れ要請

 愛媛県は15日、米軍機とみられる航空機による低空飛行の目撃情報が相次いでいるとして、日米合意事項の順守を米軍に申し入れるよう国に要請したと発表した。2023年度の低空飛行の目撃情報は2月末時点で74件(前年度69件)で過去5番目に多いという。

 中村時広知事名で、木原稔防衛相と上川陽子外相宛てに13日付で要請書を提出した。県によると、要請は19年度から毎年実施している。

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