【eスポーツ】高校の授業に導入 その狙いは 広島桜が丘高校

広島市内の高校で13日、授業の時間をつかって「eスポーツ大会」が開かれました。今年度から毎日の授業にも取り入れているということで、その狙いを聞きました。

生徒たちが熱狂しているのは「eスポーツ」。広島桜が丘高校の1・2年生、324人が参加しました。3つのゲームに分かれ、クラス対抗で競います。

■男子生徒

「いつもと違う行事で、こっちもワクワクして今日の日を待ってたというか、実際やってて楽しいです」

■女子生徒

「学年が違ったらどうしてもみんなと携わることはないんですが、こういう行事を通して仲良くなれたらめちゃくちゃいい機会だなと」

2022年度から高校のカリキュラムに導入された「総合的な探求の時間」は、社会を生き抜くための力を育てることが目標です。広島桜が丘高校では生徒の探求心や協調性などを育成しようとeスポーツを取り入れました。授業は昨年度の週1回から今年度は毎日実施して取り組んでいます。

■広島桜が丘高校 桐原琢副校長

「eスポーツというと、学校でゲームをするのはよくないんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかなと思うんですが、自分の努力によってスポットライトが当たる位置にいけるということが魅力で導入を決めました」

来年には校内にeスポーツ専用の部屋を作り、これからもeスポーツを取り入れていくということです。

《2024年3月13日放送》

© 広島テレビ放送株式会社