DeNAにアクシデント…開幕投手・東が負傷降板、ライナーが右手首付近を直撃

◆ 開幕まで2週間、4回まで1安打無失点の快投も…

DeNAの開幕投手に内定している東克樹投手(28)が15日、楽天とのオープン戦(横浜)に先発登板。5回に痛烈なライナーを右手首付近に受け負傷降板した。

初回は二死から右越え二塁打を許したものの、4番・島内を左飛に仕留め無失点スタート。2回も二死から中堅・関根の落球で得点圏に走者を背負ったが、8番・石原を遊飛に仕留めゼロを刻んだ。3回、4回はいずれもテンポ良くアウトを重ね2イニング連続3者凡退。4回まで1安打無失点の快投を見せた。

5回は先頭から連打を浴びるなど一死二、三塁のピンチを招き、9番・田中和に痛烈なピッチャー返しを許した。ダイレクト捕球しようとした際に打球が手首付近を直撃。真下に落ちたボールを一塁へ送り結果は投ゴロとなったが、東は右手首付近を抑えながら治療のためベンチ裏に下がり、そのまま降板となった。

東は昨季、球団タイ記録の12連勝をマークするなど、16勝3敗の好成績を残し最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。三浦監督は今月7日に「去年の成績ももちろんそうですけども、 自主トレからしっかりと順調に来てるって報告はきましたし、早くから東で行こうと決めていた」と今季の開幕投手に指名していた。

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