「スター・ウォーズ」俳優85歳で死去、長期の闘病生活 ベイダーと「最も記憶に残る死亡シーン」

英俳優マイケル・カルバーさんが死去した。85歳だった。1980年作『スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)』のニーダ艦長役で知られたマイケルが2月27日、長い闘病生活の末、帰らぬ人となったことを故人のエージェントが明らかにした。

マイケルが演じたニーダ艦長がダース・ベイダーに首を絞められ殺されたシーンは、同シリーズで最も記憶に残る死亡シーンの1つとなっている。

『インドへの道』『007/ロシアより愛をこめて』『007/サンダーボール作戦』などの映画に出演したマイケルの訃報を伝える声明には、こう綴られている。「私たちの友人でクライアントのマイケル・カルバーの死去を深い悲しみと共にお伝えします」「50年以上に渡るキャリアを通して、『シャーロック・ホームズ』『インドへの道』『シークレット・アーミー』や、そしてもちろん『スター・ウォーズ』シリーズで最も記憶に残る死亡シーンの1つなど印象的な役柄で知られています」「マイケルは、2000年代初頭に政治運動に集中するため俳優業をほぼ引退しました」「この10年マイケルを担当したこと、イギリスやヨーロッパでの最高の『スター・ウォーズ』イベントに彼を連れて行けたことを名誉に思います」「真のハイライトは、2019年にシカゴで行われた『スター・ウォーズ セレブレーション』へマイケルと行ったことです。200人近くの人が彼に会おうと列をなしているのを見て、彼は言葉を失っていました」「マイケルとは、つい3週間前にエリート・シグネチャーズの私たちの友人と、最後の自宅サイン会で一緒に仕事をしたばかりでした」

また、ファンコミュニティの「スター・ウォーズ・アンダーワールド」もマイケルの訃報を受け、X(旧ツイッター)に故人を偲ぶ言葉を綴っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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