「多大なる負担に...」U-23日本代表にFC東京から最多4人! 指揮官は2年ぶり招集の荒木遼太郎に期待

日本サッカー協会は3月15日、国際親善試合のマリ戦とウクライナ戦に臨むU-23日本代表メンバーを発表した。

今回、FC東京から最多の4人が選出。GK野澤大志ブランドン、DFバングーナガンデ佳史扶、MF松木玖生、FW荒木遼太郎が名を連ねた。さらに、W杯アジア2次予選の北朝鮮戦に挑むA代表には長友佑都が招集されており、計5選手がチームを離れることになる。

山本昌邦ナショナルチームダイレクターは会見で、「このインターナショナルウィークの活動で、とくにFC東京さんは、この世代で4人の招集にご協力いただき、サムライブルーでも長友選手を招集させていただいた」と説明したうえで、「多大なる負担になっているかもしれませんし、そういう意味ではご協力いただいたことに対して、感謝申し上げたい」と感謝を示した。

【PHOTO】マリ&ウクライナとの国際親善試合に挑むU-23日本代表招集メンバーを一挙紹介!
また、FC東京の荒木が2年ぶりに代表復帰。大岩剛監督は、今シーズン、開幕2試合で3ゴールを挙げるなど躍動する22歳アタッカーの招集理由をこう説明した。

「我々も、これだけ長かったのかというぐらい(代表から)離れていたと思います。ただ彼が今FC東京で出しているパフォーマンスをそのまま我々のグループで発揮してくれれば、非常に力になってくれると思います。久しぶりというところよりも、いま現在のパフォーマンスに非常に期待して招集しました」

マリ戦は3月22日にサンガスタジアム by KYOCERA(京都)で、ウクライナ戦は同25日に北九州スタジアム(福岡)で開催。4月のパリ五輪最終予選前最後の活動で、今後の試金石となる2連戦だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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