公共交通機関の利用促進を 宮城・石巻市が路線バスで通勤

職員の通勤をバスや鉄道に切り替えていく宮城県石巻市の取り組みに齋藤正美市長自らが参加し、公共交通機関の利用を呼び掛けました。

石巻市は、2023年6月から毎週金曜日を公共交通利用促進デーに設定し、職員約1800人に鉄道やバスでの通勤を呼び掛けていて、15日は斎藤正美市長がバスで通勤しました。

地域の公共交通機関は、利用者の低迷のほか4月からドライバーの時間外労働に制限が設けられ、輸送能力が低下する2024年問題で乗務員不足が懸念されています。

市とバス会社では、公共交通網を維持するため2023年10月に通勤時間帯のダイヤを変更し利便性の向上に取り組んでいます。

齋藤正美石巻市長「市民の足を守る、地域交通をいかにして存続するか、それは大きな課題でもありまして、交通事業者の皆さんと連携・協議をしながらしっかりと守り抜く施策展開を図っていきたい」

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