中国四川、「肥満体」のユキヒョウが人気者に

四川省攀枝花市にある攀枝花公園で飼育されているユキヒョウが「人気急上昇中」です。

中国南西部の四川省攀枝花市にある攀枝花公園で飼育されているユキヒョウが「人気急上昇中」です。このユキヒョウは「肥満体」であるため、アニメ『ズートピア』に出てくる太ったチーターの警察官であるクロウハウザーにそっくりと見なされたからです。ネットユーザーから、「攀枝花は間違いなく動物に優しくしている」などと冗談のコメントが寄せられています。公園側は、「飼育員は普段、餌として主に牛肉を与えている。飼育場所が狭くて運動量が少ないため、太ってしまった。検査によれば各機能は正常で問題はない」と説明しました。

関係者によれば、このユキヒョウは2010年から同園で飼育されています。すでに16歳で、人ならば60~70歳に相当する上に、平素から運動量が少なくて毛皮がたるんでいるため、肥満体に見えます。同園は現在、ユキヒョウのための「科学的ダイエット」計画を策定中で、給餌や環境改善、運動量の増加による「減量」を目指しています。

ネットユーザーは、「わずか2元(約41円)の入場料でこのユキヒョウをこんなにまで育てた。この子を邪険にあつかったことはないということだ」「攀枝花は間違いなく動物を大切にしている」などと書き込んでいます。

攀枝花公園は炳草崗景石山のふもとにあり、1972年4月に建設された開放式の総合的大型山地公園です。(提供/CRI)

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