奨学金として未来を担う人材育成などに役立ててもらおうと、太陽石油が愛媛大学に5000万円を寄付しました。
愛媛大学は、太陽石油からの寄付を受け2019年度に「太陽石油奨学金」を創設し、学生の学びを支援しています。
15日は太陽石油の村上幹夫常務執行役員から、愛媛大学の仁科弘重学長に寄付金5000万円の目録が手渡されました。
奨学金は返還の必要がない給付型で、今年度奨学金を受けた学生が「母の収入のみで生活しているため、学会への参加費などに充てられた」などと感謝の言葉を述べていました。
(太陽石油・村上幹夫常務執行役員)
「われわれとしては非常に有効に活用いただいていると確認が取れましたので、地域貢献であり学生さんのためにもなると」
(愛媛大学・仁科弘重学長)
「地元の企業から奨学金をいただいて、それを使って勉学に励んでもらって、できれば県内にそのまま就職してもらいたいのはあるんですけど、非常にありがたい趣旨の奨学金だと思っています」
奨学金は、審査を経て年間で20人程度、1人あたり50万円が給付されるということです。