甘えん坊エピソードにキュンとする！
紹介するのは、Instagramユーザー@bigheadmunchkin2さんの愛猫・ぷーちゃん（撮影時4才／マンチカン）。ナデナデしてもらって気持ちよさそうな表情を浮かべていますが、ぷーちゃんがいる場所は仕事中のパパさんの膝の上。
投稿によると、ぷーちゃんはハイチェアに座ってPC作業をしているパパさんのところに無理やりジャンプして飛び乗り、膝の上に乗ることに成功。そして、ナデナデまでしてもらっていたのだとか！
ぷーちゃんの甘えん坊っぷりが伝わる光景は、見ていてほっこりとした気持ちになりますね。
当時の出来事について、飼い主さんに聞いた！
撮影時の状況を飼い主さんに詳しく聞くと、パパさんは仕事中だったため、ぷーちゃんはまったくかまってもらえなかったのだそう。
しかし、パパさんに甘えたい気分だったぷーちゃんは、普段は飛び乗らないハイチェアに勢いよくジャンプしてパパさんの膝の上に着地。さらに顔をパパさんのお腹にグリグリ押しつけて、「褒めてほしい」といった様子で全力で甘えていたといいます。
ぷーちゃんの一連の行動を見守っていた飼い主さんは、どのようなことを思ったのでしょうか。
飼い主さん：
「ぷーちゃんは普段から甘えん坊で、常に人にくっついているのが大好きなコです。ハイチェアには自分だけで乗ることはないので、本当にパパの膝の上に乗ることが目的だったのかなと思います。
PC画面に集中しているパパにかまってほしい一心で、不安定な膝の上にジャンプしていて、ぷーちゃんなりの必死のアピールが可愛かったですね」
甘えん坊で“おしゃべり”なコ
紹介したエピソードからもわかるように、ぷーちゃんはとても甘えん坊なコ。飼い主さんたちの膝の上に乗るのはしょっちゅうで、毎日さり気なく体の一部を人にくっつけて寝ているのだそうです。
また、“おしゃべり”な一面もあるといい、日常では可愛らしいアピールが見られるのだとか。
飼い主さん：
「ごはんやおやつが欲しいときに鳴いてアピールするのはもちろん、名前を呼ぶとお返事をしてくれます。人がいない部屋でトイレをしたときには、寄ってきて『早く片づけるように』と言うかのように鳴いて教えてくれたりもします」
【獣医師解説】仕事中のパパの膝の上に乗る猫の心理
ぷーちゃんは、仕事中のパパさんの膝の上に来てナデナデしてもらっていましたが、この光景からはどのようなことが読み取れるのでしょうか。
ねこのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に聞きました。
原先生：
「紹介したぷーちゃんは、パパさんのところに無理やりジャンプして膝の上に飛び乗ったそうですね。これは、パパさんが仕事をしていてかまってくれないことに対して、『なんとかしてかまってほしい、遊んでほしい』という、ぷーちゃんの強い気持ちが表れている行動なんだなと思います。
ぷーちゃんのように、甘えん坊だったり遊ぶことが好きな性格のコは、今回のような行動をとることが多いと思います。
反対に、マイペースな性格やクールな性格のコは、飼い主さんにあまり関わりに行くことがなく、自由にしていることが多いのではないでしょうか」
保護猫だったぷーちゃんへの思い
飼い主さんによると、ぷーちゃんは保護猫だったのだそう。「猫をお迎えしたい」と思っていたときに、飼い主さんは近所の動物病院の外に貼ってあった猫の里親募集の貼り紙を目にしたのだとか。掲載元の保護猫施設のSNSをフォローして、そこの保護猫施設からぷーちゃんをお迎えすることになったといいます。
ぷーちゃんと家族になって3年が経過するいま、飼い主さんはどのようなことを思うのでしょうか。
飼い主さん：
「ぷーちゃんは夫婦の仲を取り持ってくれるので、わが家では『ぷ（子）はかすがい』が合言葉です。ぷーちゃんがいない生活はもう考えられません。癒しでもあり、日々の生活を送る上での心の支えですね」
飼い主さんご夫婦と出会い、幸せな日々を過ごしているぷーちゃん。今日も大好きなご夫婦に思いっきり甘えていることでしょうね！
仕事中のパパにかまってもらいたい元保護猫、必死にアピールして全力で甘える様子が可愛らしい
写真提供・取材協力／@bigheadmunchkin2さん／Instagram
（監修：ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生）
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／雨宮カイ
