福島県広野町のふたば未来学園中3年の室井郁さん、山本あこさん、山本樹さんは、町産のミカンを使った新たなスイーツを開発した。13日、町役場を訪れ、遠藤智町長らに完成を報告した。
3人は総合学習の地域探求活動で商品の開発に取り組んだ。いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開するマルトのバイヤーと試作を重ね、4種類の商品を完成させた。
商品はミカンを使った2種類のゼリーとヨーグルトムースを重ねた「地層ゼリー」、ミカンのジュレを載せたチーズケーキ「ヒロチー」、ミカン入りのロールケーキ「しっとりみかんロール」、ミカン入りのチーズタルト「広野みかんのつぶつぶタルト」の4種類。
報告会では3人が商品の特徴を説明した。遠藤町長、根本良政町教育長が取り組みをたたえた。マルトの安島大司生鮮本部取締役本部長が商品開発までの経緯を説明した。遠藤町長らが試食した。
商品は27、30日の両日、いわき市のマルト平尼子店で販売する。価格は4商品いずれも431円(税込み)。問い合わせはマルト商事営業企画部へ。
(相双版)