憧れの制服 弾む笑顔 福島県立高入試合格者の発表受け デパートなどにぎわう

入学に向けて高校の制服を試着する加藤さん(中央)

 福島県立高入試の合格者が発表された14日、県内のデパートなどは春から通う高校の制服を買い求める生徒や保護者らでにぎわった。

 郡山市のうすい百貨店は「高校制服承りの会」として特設会場を設置し、計14校の制服を取り扱っている。郡山市内を中心とした県立10校は16日まで。私立4校は学校ごとに期日が異なる。

 郡山東高に合格した小野町の小野中の加藤さくらさん(15)は「憧れていた制服だった。頑張ってきて良かった」と笑顔で袖を通した。進学後はテニス部への入部を考えている。将来は患者の気持ちに寄り添う看護師になるのが目標で、「部活と勉強を両立し、夢をかなえたい」と決意を新たにした。

 福島市のアオウゼでも17日まで、市内の7校の制服注文を受け付けている。

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