大嶋和也がフォーミュラドリフトジャパンにGRカローラで電撃参戦！ GOODRIDEが参戦体制を発表

　3月15日、GOODRIDE JAPAN（グッドライドジャパン）は4月6日に富士スピードウェイで開幕するFDJフォーミュラドリフトジャパン2024の参戦体制を発表した。今季は全日本スーパーフォーミュラ選手権、スーパーGT GT500クラスドライバーの大嶋和也が同チームから参戦する。

　グッドライドは、普通車用のみならず高級セダン用やトラック用、さらに重機用や農耕機用など、さまざまなタイヤを販売するグローバル企業だ。

　自社製品の認知度向上や販売促進のみならず、モータースポーツの振興に貢献するため、これまで多くカテゴリーにタイヤを供給してきたグッドライド。2020年にはアメリカ発祥のドリフト競技シリーズであるフォーミュラドリフトジャパンに『GOODRIDE MOTORSPORTS』として初参戦した。

　3月15日には、フォーミュラドリフトジャパン5年目のシーズンを迎えるグッドライドの2024年参戦体制が発表された。今年は『圧倒的に勝つ』というスローガンのもと、新⾞のトヨタGRカローラを投入し、さらに現役GT500ドライバーで2019年チャンピオンの⼤嶋が電撃参入することになった。

　グリーン×ブラックのGRカローラを駆る大嶋は「このようなチャンスをいただき、とてもありがたく思っています」と語り、新たな挑戦に対する意気込みを語る。

「正直ドリフトの経験はほぼなく、今年に入ってから何度か練習ができているだけの状態です。厳しい挑戦ではありますが、レースでの経験を活かしながら早く上位に入れるように頑張ります」

　大嶋の加入に、グッドライドジャパン代表取締役社長でGOODRIDE MOTORSPORTSのチーム代表兼監督を務める蕭偉城は、「グッドライドとして参戦して5年目、グッドライドモータースポーツとして、チームを拡大して3年目。グッドライドモータースポーツは、ドリフト競技の発展ならびに、認知の向上という意味も込めてスタートしたチームです。今年は現役のスーパーGT、スーパーフォーミュラのドライバーである大嶋和也選手をチームの一員として迎え入れられたことを大変嬉しく思います」と喜びを語った。

「ドリフトとレースはまったく異なるモータースポーツです。決して簡単な決断ではなかったと思いますが、新しいチャレンジとして参戦してくれる大嶋選手には心から感謝いたします」

　また、GOODRIDE MOTORSPORTSはエースドライバーに山中真生を据えA90型GRスープラを投入、ワークスドライバーとして益山航がGRヤリス、日比野哲也がRZ34フェアレディZ、そしてセミワークスドライバーとしてチャナッポン・ケードピアムがS15シルビア、麻植隆太郎がFD3S RX-7を駆る。

　このラインアップに「ワークスチームのドライバーは昨年と同様の最強のドライバーラインナップを揃えられたと思います。セミワークスもタイの凄腕ドライバーのエス選手、若手の麻植選手を迎えて力強いラインナップになりました。マシンもオフシーズンにアップデートを行い、最強ドライバーと最強マシンでシリーズチャンピオンを目指してまいりたいと思います」と蕭代表兼監督は自信を覗かせた。

　各選手の意気込みと参戦マシンは以下のとおりだ。

山中真生

「GOODRIDE MOTORSPORTSワークスドライバーの山中真生です。今年でこのチーム体制で走らせていただくのも3年目となります。自分が乗らせていただくスープラも戦えるクルマになってきたと思います。今シーズンは結果を残し、シリーズチャンピオンを取れるように頑張ります。皆さま、チーム一丸となり頑張りますので応援宜しくお願い致します」