最後まで想定外&衝撃の結末に「こんな最終回初めて」「続編を期待」『となりのナースエイド』最終話

3月13日に日本テレビ系水曜ドラマ『となりのナースエイド』の最終話が放送された。

(※以下ネタバレ含みます)

「私はキミの姉…桜庭唯を殺した」治療不可能な難病、シムネスに侵された火神(古田新太)は、澪(川栄李奈)の姉・唯(成海璃子)を殺したことを認めた直後、息を引き取った。

姉の死の真相を知りショックの澪は、ふさぎ込み、星嶺医大を辞める決意をする。心配する大河(高杉真宙)は、晴美(水野美紀)、夏芽(吉住)、相馬(矢本悠馬)の3人に、澪を元気づけてほしいと頼み込む。「あいつはこの先、多くの人間の命を救う可能性を秘めた外科医なんだ」。

晴美と相馬は澪を引き留めるが、夏芽は、無理せず澪の好きにすればいいと言う。「人に寄り添うのもいいけど、たまには自分の気持ちにも寄り添ってみれば?」澪は、「みんながいたからナースエイドの素晴らしさを知ることができました。私は3人が大好きです」と返す。

夏芽の提案で、ナースエイド一同と謹慎中の大河と小夜子(永瀬ゆずな)も参加して、みんなでキャンプへと出かけたが、その途中、小夜子がいなくなる。男に捨てられて自暴自棄になった母の早苗(小野ゆり子)が、小夜子と心中しようと連れ出したのだ。嫌がる小夜子を強引に引っ張る早苗、2人はもみ合いになりバランスを崩し、傾斜を転げ落ちてしまう。

危険な状態になった2人を、澪と大河は近くの病院へ運び手術を行う。最初こそ手が震え、動悸(どうき)が激しくなっていた澪だったが、大河の励ましにより執刀を行い、手術は無事成功する。

再びPTSDに襲われる澪だったが…

そんななか、唯が生前に書いていた、『故火神郁男の偉大なる業績・ガンから人類を救う火神細胞の産みの親』という記事が世に出て澪は驚く。唯は火神のことを恨んでいたのではなく、父の夢をカタチにしてくれたと感謝していたのだ。それを知った澪は、ようやく吹っ切れ「火神教授がやったことはまだ許せないけど、その研究に罪はない。いつか許す時のために、今は前に進みます」。

星嶺医大では、反火神派だった勢力が大きくなり、シムネスを完治させるためのオームスの開発も先が見えなくなっていた。大河は、小夜子の手術にナースエイドたちを手伝わせた責任を取り星嶺医大をあとにする。澪は大河に、外科医に戻ってオームスのオペレーターをやるけれど、ナースエイドも続けると宣言。いろいろ乗り越えられたのは大河のおかげと感謝する。すると大河も「俺も同じだ。患者に寄り添う大切さを…教えてもらった…ありがとう」と素直に返す。しかしいつものようにすぐやり合って…。

この2人の最後となるやりとりには「澪と大河先生ついに発展かと思ったのに笑」「まぁあの二人はあんな感じが良いですね」「竜崎大河と桜庭澪の最後の距離感は1番あれがキュンキュンした!!」などの反応が見られた。

お互いに感謝の気持ちを口にする澪と大河

大河が海外に渡った後、澪は宣言通りナースエイドを続けながら、玲香(瀧本美織)と一緒にオームスのトレーニングを重ねる。しかし、ラストでは不穏な展開が待ち受けていた。海外でもシムネスの脅威を目の当たりにする大河だったが、そこに唯が命を落とす直前の過去の映像が続く。

唯が火神に「教えてください、父はなぜ火神細胞を公表しなかったんですか?…もしかして火神細胞がシムネス…」と話したところで、火神が口を封じるかのように唯の肩に手をかけ、画面は暗転。「やはり火神細胞は進化している」とつぶやく大河の表情の後、オームスのトレーニングに向かう澪の決意に満ちた表情でドラマは幕を閉じた。

ラストでシムネスのさらなる闇が…

さらなるシムネスの闇を感じさせる不穏な終わり方に、「まさか火神細胞がシムネスを進化させる?」「火神細胞はシムネスってことでOK??」「それに唯が気付いたから殺されちゃったの?」など考察する声が。また、「続編を期待せずにはいられません」「こんな最終回初めてなんだけど!!続編あるなら夏?秋?まさか冬???」「シムネス解決編コレはあるな」など期待のコメントであふれた。

原作者の知念実希人氏もSNSで「というわけで、原作者の私はとりあえず、続編の小説を書きます!また、川栄李奈さん演じる澪と、高杉真宙さん演じる大河にいつか会えますように ご期待ください」と投稿。最終回でロスになる人が多いなか、続編への期待が高まっているようだ。

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写真提供:(C)日テレ

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