ロッテは打ち合いの末に敗れるも……新加入ソトがいきなりの2安打&本塁打デビュー!

● ロッテ 6 ― 7 オリックス ○
<3月15日・ZOZOマリンスタジアム>

ロッテは15日、オリックスとのオープン戦に6-7で敗戦。両軍合計24安打に4本塁打が飛び交う派手な打ち合いの末に敗れた。

この日は初回から先頭打者に本塁打で先制を許すも、その裏に1番の岡大海が初球を捉えて左翼席に1号本塁打、さらに新加入のネフタリ・ソトなどが安打でチャンスメイクすると一死満塁から中村奨吾の犠飛で即座に逆転する。

直後の守備でまたも2点を奪われて逆転されるも、裏の攻撃で再び打席に立ったソトがフルカウントから変化球をおっつけて右翼席に飛び込む1号同点本塁打をマーク。DeNAで2度の本塁打王に輝いた実績十分のカリビアンが挨拶代わりの一発をお見舞いした。

その後は降板した小島和哉に代わって鈴木昭汰、東妻勇輔、国吉祐樹がそれぞれ無失点で繋ぐも、9回にオリックスから育成で加入した吉田凌が崩れて逆転を許すと、最後は一時勝ち越し打を放った安田尚憲が見逃し三振に倒れてゲームセット。接戦の末にあと一歩及ばず敗れた。

ロッテはこれで引き分けを挟んでオープン戦3連敗となったものの、それでも10打数無安打だった岡に当たりが出た事やソトの活躍など収穫も多かった試合となった。開幕へ向け、引き続き注目していきたい。

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