個性豊かな設計図や模型展示 本社で岡山科学技術専門学校展

学生が手がけた住宅の設計図や模型が並ぶ会場

 岡山科学技術専門学校(岡山市北区昭和町)で建築を学ぶ学生が制作した設計図などの作品展が15日、山陽新聞社さん太ギャラリー(同柳町)で始まった。17日まで。

 建築工学科1、2年生と建築工学研究科の学生約50人が平面図や模型、説明パネルを出品した。瀬戸内市牛窓町地区をテーマにした作品は、都市部から人を呼び込もうと「日本のエーゲ海」と呼ばれる景観が楽しめるオフィスを提案。ペットのインコが自由に飛び回れる部屋を設けた住宅や、富士山など景勝地が目の前にある想定で間取りを工夫した別荘などが並ぶ。

 廃虚になった施設を博物館として再利用する設計図を紹介した2年の男性(20)は「使わなくなった施設も歴史を伝える建物にすれば持続可能性があると考えた。個性豊かな作品を楽しんでほしい」と話した。

 午前10時~午後6時(17日は同3時まで)。入場無料。

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