懲戒免職…女子高生を自宅に招いて、わいせつ行為した講師 体育館の女子トイレ盗撮した教諭、同僚の太もも触った教諭も処分 激怒した教諭、雪玉を当てた女子高生の腹を蹴っていた

県教委、講師ら5人を懲戒処分

 埼玉県教育委員会は11日、勤務先とは別の県立高校に在籍する女子生徒を自宅に招き入れ、わいせつな行為を行ったとして、県立特別支援学校さいたま桜高等学園の男性講師(23)を免職にするなど5件の懲戒処分を行った。

 県立学校人事課によると、講師は1月1、2日と4日に、無料通信アプリで知り合った女子生徒を自宅に招き入れ、わいせつな行為を行った。女子生徒の在籍校の教諭が事案を認知し、校長に報告。県教委が調査し、講師を特定した。

 このほか、勤務する学校の体育館女子トイレに小型カメラを設置し、盗撮するなどした北部地区公立中学校の男性教諭(35)と酒気帯び運転で物損事故を起こした加須市立水深小学校の教諭(57)をそれぞれ免職にした。

 また、同僚の女性教諭の太ももに触れるなどした東部地区公立中学校の男性教諭(36)を停職6月、女子生徒から雪玉を当てられたことに怒り、その生徒の腹部を蹴った県立富士見高校の男性教諭(26)を減給1月の処分にした。

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