「歴史的な価値も高く貴重」由加神社の拝殿や大鳥居などが国の登録有形文化財に【岡山】

倉敷市にある由加神社の拝殿や鳥居などが国の登録有形文化財とするよう答申されました。

答申されたのは、倉敷市児島由加にある由加神社の拝殿や大鳥居など3件です。

1777年に建築されたとされる拝殿と幣殿は彫刻や錺金具で濃密に装飾されています。

デザインや技術的に優れていて、建築年代も明確なため歴史的な価値も高く、貴重であるとされました。

大鳥居は高さがおよそ4.7メートルで備前焼の部材が組み上げられています。

1894年に作られた大規模備前焼作品は岡山の地域性を示す文化財として評価されました。

今回の登録により岡山県の登録有形文化財の建造物は、110か所、363件になります。

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