やりくり上手でW杯出場選手も!サガン鳥栖、「歴史上最強の日本人選手」5名

2月23日に2024シーズンの開幕を迎えたJリーグ。連勝のクラブが存在しないという珍しい結果になり、今年も拮抗した戦いが繰り広げられると予想される。

今回はその中からサガン鳥栖をピックアップ。クラブに所属してきた「最強の日本人選手」を5名ピックアップした。

高橋義希

生年月日:1985年5月14日

サガン鳥栖所属:2004~2009、2012~2021

サガン鳥栖で合計16シーズンを過ごした「ミスター・サガン」。日本代表の経験はないものの、トゥーロン国際大会などでメンバーに選ばれた経験を持っており、Jリーグ屈指のミッドフィルダーとして長く存在感を発揮した。

松商学園から2004年にサガン鳥栖へと加入し、圧倒的な運動量を誇る攻撃的MFやボランチとして献身的に活躍。一度ベガルタ仙台へと移籍したが、2年後にローンで復帰し、そのまま完全移籍で戻ってきた。

2021年限りで現役を引退したあとはサガン鳥栖のリレーションズ・オフィサーとしてクラブに残り、プロモーション活動に従事している。

ハーフナー・マイク

生年月日:1987年5月20日

サガン鳥栖所属:2009

ディド・ハーフナーの息子であるハーフナー・マイク。横浜F・マリノスの下部組織で育ち、トップチームへと昇格したあと、2009年にサガン鳥栖へと期限付き移籍で加入した。

所属したのはその1年だけであったが、33試合で15ゴールとエースストライカーとして見事な活躍。その次年度にヴァンフォーレ甲府へと移籍し、2010年にはJ2で20ゴールを奪って得点王となっている。

豊田陽平

生年月日:1985年4月11日

サガン鳥栖所属:2010~2017、2018~2021

サガン鳥栖で11シーズンを過ごしたストライカー。星稜高校から名古屋グランパスへと加入してJリーガーとなり、その後モンテディオ山形へのローンと京都サンガFCへの移籍を経て、2010年に鳥栖へ貸し出された。

そして加入初年度から13ゴールを決める活躍を見せ、完全移籍に切り替わった2年目は23ゴールでJ2得点王に。クラブの歴史上初となるJ1昇格にも大きく貢献した。

2018年には韓国の強豪蔚山現代に移籍したものの半年で復帰し、それから2021年夏までサガン鳥栖でプレーを続けた。2012年Jリーグベストイレブン。

鎌田大地

生年月日:1996年8月5日

サガン鳥栖所属:2015~2017

東山高校を卒業した2015年にサガン鳥栖へと加入した鎌田大地。1年目からJ1で出番を獲得し、さらにJリーグ・アンダー22選抜でもJ3リーグを並行して戦った。

サガン鳥栖では2年半を戦ってJリーグ通算82試合16ゴール。2017年夏にアイントラハト・フランクフルトへと移籍し、次年度に貸し出されたシント=トロイデンでゴールを量産して大ブレイクを果たしている。

権田修一

生年月日:1989年3月3日

サガン鳥栖所属:2017~2018

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サガン鳥栖には林彰洋や高丘陽平も所属していたが、やはりワールドカップのレギュラーGKであった権田修一を選ぶべきだろう。

FC東京から2016年にSVホルンへ移籍しオーストリアの下部リーグを戦ったが、怪我もあって苦戦。2017年2月にサガン鳥栖へ加入し、残留争いをするクラブの守護神として素晴らしい活躍を見せた。

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