引っ越し近づくホッキョクグマ ユキ 多くの人が別れ惜しむ

男鹿水族館GAOのメスのホッキョクグマ、ユキの静岡への引っ越しが近づいてきました。GAOで会えるのは24日まで。多くの人がGAOを訪れユキとの別れを惜しんでいます。

メスのホッキョクグマユキは、オスの豪太のパートナーとして2019年にGAOにやってきました。今回、静岡の動物園のメスと入れ替えることになりました。設置されたユキへのメッセージコーナーには、1週間で150ほどのメッセージが寄せられました。綴られているのはユキへの感謝の思いやエールです。平日の15日も、多くの来館者からメッセージが寄せられていました。

1999年にセルビアの動物園で生まれたユキ。兵庫の姫路市立動物園からGAOに来ておよそ5年を過ごしました。2020年の暮れには豪太との間にフブキが生まれました。メスのホッキョクグマの出産適齢期は20歳ごろまでといわれています。ユキは現在24歳。

替わって浜松市動物園からやってくるメスのモモは9歳で、豪太の新たなパートナーとなります。GAOでユキに会えるのは24日日曜日まで。24日は送る会が開かれ、ユキは27日にGAOを離れます。

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