死亡した父親 死因は腹の打撲による出血 男を傷害致死で送検

自宅で父親を殴りけがをさせたとして、にかほ市に住む32歳の男が逮捕された事件で、その後、死亡した父親は腹の打撲による出血が死因とわかりました。警察は、傷害致死の疑いで男の身柄を秋田地方検察庁に送りました。

この事件は、13日午後6時半ごろ、にかほ市象潟町大砂川の自称アルバイト、平野遥介容疑者32歳が、自宅で父親の清克さん68歳を殴り、顔の打撲などのけがをさせたとして逮捕されたものです。

清克さんは病院で治療を受けましたがその後、死亡しました。警察の調べで、死因は、腹の打撲による出血とわかりました。遥介容疑者は事件のあと「父親と口論になって、殴ったら意識がなくなった」と、自ら消防に通報していて、消防署員が駆けつけた際、清克さんは2階の寝室で倒れていたということです。

警察は15日、容疑を傷害致死に切り替えて、遥介容疑者の身柄を秋田地方検察庁に送りました。

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