【ガーデニング】観葉植物でお部屋を爽やかに!初心者も育てやすいインテリアグリーンおすすめ5選<ガーデニングアルバム>写真付きで紹介

観葉植物のお手入れポイントも紹介

もうすぐ4月、新年度が始まります。

入学、就職、転勤などで引っ越しを予定している人の中には、新居にオシャレなインテリアグリーンをお迎えしたいと考えている人もいるはず。

でも、「インスタ映えするようなインテリアになじんだグリーン。こんなお部屋にしたら癒やされるだろうなと憧れつつも、実際に観葉植物をお世話するのは大変……」

そんな思いから、二の足を踏んでいる人も多いかもしれませんね。

今回は観葉植物の育て方のポイントと合わせて、初心者向きでも育てやすい観葉植物5選を参考価格とともにご紹介します。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

観賞植物を育てるポイント

初心者でも上手に育てられる観葉植物が知りたい!

植物が栄養を摂取するのになんといっても大切なのは水。土が乾燥しすぎていたり湿りすぎたりすると、それがもとで枯れてしまいます。

特に初心者は水やりのしすぎで失敗してしまうことが多いので、鉢の土が完全に乾いてから水を与えましょう。

鉢の重みで乾き具合をチェックする手法もありますが、最近は鉢の中の水分を簡単に測定できる水分チェッカーも市販されています。

忙しくて水やりのタイミングを逃してしまう方、よかれと思ってつい多く水やりをしてしまう方は、水分チェッカーを使えば安心でしょう。

日光

光合成を行うため、植物には日光も欠かせません。種類によっては半日陰など暗めの環境を好むものもありますが、基本的には日当たりのよい場所に飾るとよいでしょう。

とはいえ真夏の直射日光や西日は強すぎて、チリチリと葉が焼けてしまうことも。理想としては、レースカーテン越しの柔らかい明るい光が3~4時間入るような場所がよいでしょう。

空気

壁で囲まれた隅や、棚の中に飾ってしまうと、空気が滞ってしまいます。健康で丈夫な株に育てたい場合は、新鮮な空気が運ばれてくるように風通しのよいところに置くのが大切です。

窓を開けることが少ない室内の場合は、エアコンやサーキュレーターで風の流れをつくっても構いませんが、直接風が当たらないように。あくまで心地よく空気が流れている、という状態を保ちましょう。


【ガーデニングアルバム】観葉植物でお部屋を爽やかに!初心者も育てやすいインテリアグリーン<写真一覧>

本文内でご紹介する観葉植物5種類を一気に並べてみました!外部配信先で写真を閲覧できない場合は、LIMO内でご覧ください。

ポトス

ポトス Epipremnum pinnatum ‘Aureum’/サトイモ科

オリヅルラン

オリヅルラン Chlorophytum/キジカクシ科

モンステラ

モンステラ Monstera deliciosa/サトイモ科

シェフレラ

シェフレラ Schefflera/ウコギ科

ドラセナ・フラグランス

ドラセナ・フラグレンス Dracaena fragrans/キジカクシ科

マイホームにお迎えしてみたいインテリアグリーンはありましたか?

次ではそれぞれの観葉植物を解説付きでじっくり見ていきましょう。

観葉植物でお部屋を爽やかに!初心者も育てやすいインテリアグリーンおすすめ5選

ここからは、ご紹介した観葉植物をひとつずつ詳しく解説していきます。

ポトス

ポトス Epipremnum pinnatum ‘Aureum’/サトイモ科
  • 学名:Epipremnum pinnatum ‘Aureum’
  • 科名:サトイモ科
  • 草丈/樹高:10~150センチメートル

初心者から愛好家まで大人気のポトス、植物にさほど詳しくない人でも、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

つる性植物で生長すると葉を垂らすので、吊るして飾ると素敵です。爽やかなライムグリーンの品種もあり、オシャレな空間を演出するのにぴったり。

カットした茎を水につけて「水挿し」を楽しむこともできます。ガラスの器に入れて、茎や葉だけでなく根が伸びていく様子を見るのも楽しいですよ。

※参考価格:300~1000円(3号苗・鉢)

オリヅルラン

オリヅルラン Chlorophytum/キジカクシ科
  • 学名:Chlorophytum
  • 科名:キジカクシ科
  • 草丈/樹高:5~30センチメートル

細く長い葉が放射状にたくさん伸びるオリヅルラン。折り鶴のような姿の子株から、その名がつきました。生育旺盛でていねいに育てるとどんどん大きくなります。

可憐な姿はミニ観葉や鉢植え、ハンギングにして楽しむことができます。日が当たる場所に飾ってあげましょう。

※参考価格:1000~3000円前後(5号ポット鉢)

モンステラ

モンステラ Monstera deliciosa/サトイモ科
  • 学名:Monstera deliciosa
  • 科名:サトイモ科
  • 樹高:10~200センチメートル程度

切れ込みが深く入った特徴的な葉の形が人気のモンステラ。お部屋の中でも抜群の存在感を放ってくれます。アジアンテイストや南国風のインテリアとの相性も抜群。

鉢物で人気なのは、やや小型で黄色や白色の斑入り品種があるヒメモンステラです。できるだけ日光に当てて、しっかりした株にしましょう。

環境を整えて野生のように大きく育つと花が咲き、肉穂花序と呼ばれる実をならせることもできます。果肉はパイナップルとバナナを合わせたような味であることから、deliciosa(デリキオサ=おいしい)の名がつけられています。

※参考価格:3000~6000円前後(6号鉢)

シェフレラ

シェフレラ Schefflera/ウコギ科
  • 学名:Schefflera
  • 科名:ウコギ科
  • 樹高:10~200 センチメートル(鉢植え)

シェフレラも非常によく知られる観葉植物。ミニ観葉として楽しめる小さなサイズから、オフィスの装飾になるような大きなサイズのものまで出回っています。

手のひらを広げたような葉の形がかわいらしく、「実直」「真面目」の花言葉どおりぐんぐんまっすぐに伸びていく様子になぞらえて、進学祝いや就職祝いとしても重宝されています。

室内や日陰など、どんな環境下でも育ちやすいですが、元気に育てるためには日の光を当ててあげましょう。

※参考価格:1000~5000円前後(4号鉢)

ドラセナ・フラグランス

ドラセナ・フラグレンス‘マッサンゲアナ’ Dracaena fragrans‘Massangeana’/キジカクシ科
  • 学名:Dracaena fragrans
  • 科名:キジカクシ科
  • 樹高:15~200センチメートル

ドラセナは品種が多いのですが、「幸福の木」と呼ばれる‘マッサンゲアナ’(Dracaena fragrans‘Massangeana’)なら知っているという方も多いでしょう。また「フラグランス」というのは花の香りがよいところからきています。

縁起のよい名前と立派な姿から、こちらも新築祝いなどで送られることも多いです。シャープな葉の形が都会的な雰囲気を醸し出してくれるのも人気の理由となっています。

年間を通してよく日に当てましょう。生長期の5~8月に茎の先端部を取り、葉をカットして、挿し木としてふやすこともできるのでトライしてみましょう。

※参考価格:1~2万円(8号鉢)

まとめにかえて

ぜひ観葉植物を飾って癒やされる空間を演出してみてください。模様替えなどの際に、インテリアに合ったものをお迎えすると気分転換にもなることでしょう。

ここで紹介したものは、どれもきちんと育てればすくすく大きくなります。日々観葉植物を愛でてリラックスすることできっとストレスも緩和されるはず。

でもやはりまだハードルが高い……と思う方は、100円ショップなどで手軽に買えるものもあるので、そこからはじめてみてくださいね。

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