宮城県大崎市の古川黎明高校で、理系の人材育成を目的とした特別授業が行われました。観察の対象になったのは、蚊です。
古川黎明高校は、理数系教育に重点を置く国のスーパーサイエンスハイスクールに指定されています。
特別授業では、１年生５３人が防虫剤などを研究し販売するアース製薬からヒトスジシマカ１０００匹が研究の課題として送られ、蚊の生態について学びを深めました。
生徒たちは手にハンドクリームやチョコレートを塗ったほか、黒色の靴下を手に着用し蚊が入っている虫かごに手を近づけ蚊がどんな液体や色に寄ってくるかを観察しました。
観察の結果、黒色のチョコや靴下に蚊が寄ってくる傾向があることや、体温が高い人に集まってくることが分かったということです。
生徒「刺されるか怖かったんですけど、刺されてはないですがちゃんと人の体温に寄って来るんだなというのがあって楽しかったです」「実験で疑問に思ったこともあるので、これからも蚊について実験する機会があれば調べていきたいと思います」
