おしゃれプロがスナップで伝授! 普段使いできるシアーアイテム選び&コーデ法って?

じわじわと人気が高まっていたシアーアイテムが、ついに2024年春夏はブレイク! 今年こそはシアーアイテムに挑戦したい人に向け、カジュアルに取り入れやすいアイテムやコーディネート方法を人気ブランドのスタッフに指南してもらいました。

【KBF】愛らしい量感チュールトップスは、プリントT合わせでカジュアルダウン

フリルトップス¥6,050、Tシャツ¥6,600、パンツ¥8,800、ブーツ¥9,900すべて【KBF】 ピアス/本人私物 出典:KBF

KBF プレス 尾形美佑さん

ブルーグレーのチュールのトップスに色味の近いタックパンツを合わせ、きちんと感を出して甘さを引き算。

「チュールのフリルはかなりボリュームがあるので、インナーはプリントTシャツにしてカジュアルダウン。可愛くなりすぎないので、大人も実践しやすいスタイリングです」(尾形さん)

フリルに腕を通せば、より華やかな着こなしに。 出典:KBF

チュールのトップスは3WAY。フリルに腕を通してキャミソール風に、フリルを肩から落としてオフショルダー風に、フリルを肩にのせてタンクトップ風に、とコーディネートやシーンに合わせて着こなしが変えられます。

【フリークス ストア】ジャケットの袖からのぞかせ、さりげない透け感を楽しんで

ジャケットとフリル付け襟のセット¥11,000、ジャケットの下に着たニット¥4,400ともに【フリークス ストア】 パンツ¥7,997【プリンス フォー フリークス ストア】 サンダル¥6,996【ロベレート×フリークス ストア】 その他/本人私物 出典:フリークス ストア

フリークス ストア プレス 田中梨央奈さん

たすき掛けしたフリルの付け襟がセットになったデニムジャケットに、あえて色味の近いトラックパンツを合わせて質感の違いを楽しむスタイリング。

「フリルの付け襟や大きなリボンが付いたサンダルと、フェミニンな要素は散らして甘くならないようにしました。シアー素材もジャケットの袖からのぞかせて、さりげなく」(田中さん)

シアーアイテムビギナーも挑戦しやすい袖切り替えのニット。 出典:フリークス ストア

ジャケットのインナーは肘下だけがシアー素材で切り替えられたニット。

「全体がシアー素材のトップスだとインナー選びに迷いがち。その点、このニットならアームカバーを付けたようなデザインで気軽に透け感が楽しめます」(田中さん)

【サロン アダム エ ロペ】絶妙な肌見せならラッセルレースのジャケットを

ジャケット¥25,300、タンクトップ¥6,600、パンツ¥18,700すべて【サロン アダム エ ロペ】 ネックレス¥31,900【トゥアレグ】 サンダル¥55,000【ブレンテッラ】 出典:サロン アダム エ ロペ

サロン アダム エ ロペ プレス 塚本葉月さん

ラッセルレースのジャケットを主役に、落ち着きのあるベージュトーンで統一したコーディネート。ベロアパンツの質感がスタイリングにニュアンスを生みます。

「ジャケットはゆとりのあるシルエットで長めの丈。気になる腰回りやヒップもさりげなくカバーできます」(塚本さん)

インナーをタンクトップにして肌を見せても、長袖のトップスを合わせてインナーとのコーディネートも楽しめるジャケット。 出典:サロン アダム エ ロペ

異国のタイルをイメージしたというラッセルレースは、その繊細さが魅力。大人のさりげない肌見せが楽しめます。

【レイ ビームス】シアートップスを2枚重ねて、透け感を控えめに

カットソー¥10,450【アールビーエス】 下に着たハイネックカットソー¥28,600【ヨウヘイ オオノ】 パンツ¥25,300【ティー】 ソックス¥2,420、サンダル¥14,850ともに【レイ ビームス】 その他/本人私物 出典:レイ ビームス

ビームス ウィメン 原宿 ショップスタッフ 井上あおいさん

犬のイラストが絵画タッチで大胆に描かれたトップスに、ナイロンのパンツを合わせたスポーティMIXな着こなし。足元はイラストのトップスとテンションを合わせたプリントソックス×白いパンプスで、レディライクなムードを加えています。

シアー素材のトップス同士のレイヤードが新鮮な着こなし。 出典:レイ ビームス

上半身の着こなしテクも光ります。犬のイラストが描かれたトップスも、重ねたオレンジのトップスも、ともにシアー素材。

「肌が透けてセクシーになりませんし、シアー素材同士なのでレイヤードしても重く見えません」(井上さん)

いずれもシアーな洋服が初めての人にも真似しやすいコーディネートばかり。この春こそはシーアアイテムデビューしてみませんか?

※価格はすべて税込みです

Photograph:細谷悠美
Senior Writer:津島千佳

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